河瀨直美監督作品【美しき日本】宮崎 神が降りし日向の国 串間市

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映画監督「河瀨直美」が自ら撮った宮崎県串間市。
宮崎県の最南端。東は日向灘、南は志布志湾に面する海辺の町。
北部に位置する串間神社は、通称・山幸彦(やまさちひこ)と呼ばれる彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)がご祭神です。
「神社の役目として、心の豊かさのために寄り添いたい」という串間神社の宮司さん。
もちろん、根底にあるのは神様をお祀りすること。
「日本の自然のすべては神だと思う。そして日本人は神と同一で、自然と共にある。だからこそ、神はそんなに遠い存在ではないと感じられる」といいます。
例えば、自然豊かな都井岬。黒潮にのってきた魚が一番はじめに辿り着く場所です。
定置網漁が盛んですが、最近海の魚が減ってきているそう。
「魚たちは、それぞれに役目を持って生きているから、海のバランスを壊さないようにしたい。」と漁師さんも話します。
人間だけが得をする、今だけよければいいという考えが、自然界のバランスを崩してしまう。そんなことを思い、この豊かな海を伝えていく人々がいます。

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