パリ近郊、もう一つのロダン美術館|フランス政府公認ガイドとお散歩|小さな美術館

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オーギュスト・ロダンはフランスを代表する19世紀の彫刻家です。パリの7区に大きな個人美術館があり、美しい建物と庭の作品を見学された方も多いと思います。
そのロダンですが、決して順風満帆な人生を送ったのではなく、破天荒な生き方、まさしく「アーティスト」を地で行くような激しい生き方をした人です。そもそも生まれからして恵まれていたとは言い難く、貧しく、学もなく、何度もパリ国立高等美術学校(エコール・デ・ボザール)の試験に落第し、結局はアカデミックな路線を離れ、サロンにも当選できず長い間苦汁をなめてきました。50歳近くになってようやく徐々に認められて世に出ますが、それ以降も常に生みの苦しみと理解されない芸術界からの圧力に挟まれ続けます。
そんな彼にとって生きていることはそれ自体が作品を造る上での試行錯誤や試練と同義語だったように思えます。
私生活でも若い頃から彼を支え続けたローズと美しい弟子のカミーユ・クローデルとの間を振り子のように揺れ続け、本当の愛情を実は誰にも与えていないように見受けられます。ローズの生んだたった一人の息子とも決していい関係だったとはいえず、この息子もアルコールにおぼれ不幸な亡くなり方をします。ロダンの周りにいる人はみな苦しいんです。なのに誰もロダンから目が離せないんです!
触るものすべてを切り裂くナイフのような人、気難しい孤高の芸術家、そんな彼がローズのために買った家、それがムードンのアトリエ住居です。しかしここはロダンにとっても、ひとときパリの喧騒を離れ、敷地の庭に彫刻を置いてゆったり鑑賞したり、インスピレーションを与えてくれたに違いない場所です。
今回のような「小さな美術館シリーズ」はこれからも作っていこうと思います。こんな短いご紹介動画ですが、楽しんでいただけたら嬉しいです。

/information/
ムードン ロダン美術館のHP 
https://www.meudon.musee-rodin.fr/en

/mail/
[email protected]

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