「ここにいてはダメ」 東京・江戸川区が異例の対策

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水害が発生した時に「ここにいてはダメです」と、区外へ避難するよう呼び掛ける東京・江戸川区のハザードマップの文章に、困惑の声が上がっています。直接的過ぎる区のメッセージに、区民からは不安の声も聞かれます。

 荒川や江戸川といった河川が流れ、東京湾に面している江戸川区は、区内の海抜が相対的に低いことから、豪雨の時には大規模な水害が起きる可能性があります。江戸川区によりますと、満潮時には区内の7割以上の陸地が海抜ゼロメートルよりも低くなるほか、想定される最大規模の豪雨が発生すると区の全域が浸水するということです。

 全国で大きな水害が発生して有効な対策が求められる中、江戸川区は浸水被害を示したハザードマップを11年ぶりに改訂しました。一般的にハザードマップは自治体が体育館や高台などを避難所として示しますが、江戸川区のものは区内全域の浸水が想定されるため「ここにいてはダメです」と、区外への避難を促したのです。

 避難場所について、江戸川区の担当者は「どこに逃げたらいいかを行政で示せないところが大きな課題。区外の宿泊施設や親戚宅などに逃げることを考えてほしいと、啓発を行っているところ」(防災危機管理課・本多吉成課長)と話します。

 東小松川一丁目の町内会で防災部長を務める松川貞之さんは、区民全員が区外に避難することについて「区全体の避難だったらパニックどころではない」と危機感を募らせ、「早め早めの避難、役所から避難命令が出た時点で区外へ行くのが最良だと思う」と話しました。

 6月4日に開かれた説明会では、住民から不安の声が上がりました。区は今後も説明会を開き、区民に理解を求めていくことにしています。

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