マーチ!スプリング!スプリング!【第34回朝日作曲賞応募作品】

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#吹奏楽 #朝日作曲賞 #マーチ #行進曲 #作曲#吹奏楽コンクール #青春

2024年1月から2月にかけて作曲した自身2作目のコンサートマーチ。第34回朝日作曲賞に応募し、一次落選。

【楽譜】
Pia Scoreで近日販売予定

【解説】
今年本当に挑戦しようか迷っていた年末ごろ、実際何のメロディーも思い浮かばず半ばあきらめていたのだが、元日の初日の出を見て曲終盤のGrandiosoのテーマが思いついた。これを軸に作曲をすることを決意し、本格的に作曲活動に取り組んだ。
テンポ100前後の非マーチか、速めのマーチで迷ったが、マーチの方がハードルが低いということで2作目もマーチの方針で固めた。そして最終的に落ち着いたのが「再現しないマーチ」という形式。
前奏⇒第一マーチ⇒第二マーチ⇒第一マーチ⇒Trio⇒ブリッチ⇒Trio再現⇒後奏
という近年の課題曲マーチの典型的な流れをぶち壊した
前奏⇒第一マーチ⇒第二マーチ⇒第一マーチ⇒Trio⇒第二マーチ⇒第三(?)マーチ⇒後奏
という最早マーチといっていいのか微妙な構成となってしまった。3分という短い時間の中で曲としてまとめるのはなかなか難しいところがあったが、どうにかいろいろな要素を詰め込んで曲としてつなげることができたという感じか。

タイトルについては「Spring has sprung(訳:春が来た)」という英語のスラングが由来になっている。Springには春の他に、バネという意味があり、“バネが跳ねるように生き物たちが飛び起きる春”のように発想が飛ばされる。また曲想を考えるうえで日本の二十四節季である「啓蟄」という言葉も意識した。「啓蟄」とは寒さが緩んで春の陽気になってきたことで土の中から虫たちが動き出す季節、のことで例年3月6日頃からの2週間を指す。寒さがまだある中で、あわただしく動物たちが春の準備を始める、その生き生きした感じや陽気さを描いた。
そして人間にとっては春は、別れの季節、出会いの季節、とされる。新しい生活に胸弾ませる人が一方、親しき人との別れに寂しさを覚える人もいる。
そのような自然界と人間とでの春に対する捉え方の違い、そして最終的にはどちらも前向きな気持ちをもって新たな未来に進んでいく、といったさまざまな情景を描いたのでそれらが少しでもが伝わったら幸いである。

グレード:3

【主なソロパート】
Oboe
※One player 複数あり

【編成】
Piccolo
Flute 1,2
Oboe
Bassoon

Eb Clarinet
Bb Clarinets 1,2,3
Eb Alto Clarinet
Bb Bass Clarinet

Eb Alto Saxophones 1,2
Bb Tenor Saxophone
Eb Baritone Saxophone

Bb Trumpets 1,2,3
F Horns 1,2,3,4
Trombones 1,2,3

Euphonium
Tuba
String Bass

Timpani

Percussion 1 (Snare Drum)
Percussion 2 (Bass Drum)
Percussion 3 (Crash Cymbals)
Percussion 4 (Glockenspiel, Wood Block, Triangle)

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