しなりのある投げ方とスピンシュートができない理由【ハンドボール】

Описание к видео しなりのある投げ方とスピンシュートができない理由【ハンドボール】

しなりのある投げ方とスピンシュートが上手くできないのには
大きな問題があります
今回の動画ではその問題についてお話ししています

2012年7月にスポーツイベントに載った
僕の記事は下に載せてますので
是非見てね(^_-)-☆


腰痛専門トレーニング・整体Step up
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【ボールの空気圧と松ヤニが及ぼすプレーへの関係性について】

初めまして、池田順です。2010~2011年シーズン後に琉球コラソンを退団後、2011~2012年シーズンから、プロハンドボール選手になる事を夢見て、デンマーク3部リーグHorsens Torsted Håndboldklub 09に所属し日々奮闘中です。

選手にとって最も身近なボールと松ヤニについて、デンマークでプレーして気付いた使い方の違いを、お話ししたいと思います。
まずは、ボールについて。
ボールの種類は様々ですが、デンマークではSELECT社製・hummel社製のボールをよく使います。試合では、たいていSELECT社製のボールを使用します。
どちらも、日本でよく使うMOLTEN社製のボールとは違い、表面が柔らかく、握りやすく、滑りにくいのが特徴です。
また、日本ではボールの空気圧の規定がありますが、ヨーロッパにはありません。試合前に互いのチームの選手達が触った感覚で調節し、審判やオフィシャルはまったく関わらないのです。練習でも試合でも、日本の規定と比較して空気圧はかなり低く、初めてボールを手にした時は、こんなに柔らかい状態で試合するのか!?と驚きを隠せませんでした。

次に松ヤニについて。
デンマークには、数種類の松ヤニがあります。粘着力も様々で、より強力なSERECT社製の松ヤニを主に使います。
日本では、利き手の指に少し付ける程度ですが、こちらではすくい取って両手にベットリ付けるので、ボールはベトベト。床に転がすと、ベチャベチャと音を立て、4~5回転すると止まってしまう程です。これに慣れないうちは、プッシュパスをしても手から放れないし、シュートも下にしか打てませんでした。
僕は日本でも、比較的松ヤニを多く付けてプレーする方でしたが、デンマークに来て2回目の練習で、この強力な松ヤニのおかげで、右手の人差し指、薬指、小指の皮がはがれるという経験をしました。今ではすっかり慣れて指の皮も厚くなり、もうそんなことはありません。今はどんな試合でも自分の感覚でプレーできるよう、これまでの試合で経験した、一番多く松ヤニが付いているボールの状態で練習をするように、心がけています。

こうした経験から学んだのは、ボールの空気圧と松ヤニという二つの要素はハンドボールのテクニックにも大きく影響するということです。僕自身のボールの扱い方も以前とは大きく変わりました。日本リーグでプレーしていた頃は、ボールが硬く、シッカリと握れていなかったので、ゴールの枠外に外れる事を恐れて、しなって投げる事はできませんでした。今では、フォームも改善してしなって投げられるようになり、色々な動きの中で、片手でキャッチもできるようになりました。

またヨーロッパの試合では、スピンシュートをよく目にします。中学・高校生の若い選手でも上手な選手がたくさんいます。彼らは小さい頃から、握りやすい空気圧のボールで、シッカリと松ヤニを付けて練習しているため、細かなテクニックをマスターできるのだと実感しました。
しかし、日本ではスピンシュートを打つ選手をあまり見かけません。やはり、硬く握りにくいボールを使い、松ヤニも少量しか付けないので、上手くボールが扱えない、回転が不十分で曲がらないといったことが理由の一つとしてあげられるでしょう。特に学生は松ヤニではなく両面テープで試合をするのが常となっている現状では、ボールを使いこなすのは非常に難しいと思います。「外国人選手は、手が大きいからできるんだ!!」と考えている人も多いかと思いますが、そんなことはありません。この二つの要素を変えるだけで、プレーの幅を大きく広げることができると思います。

琉球コラソンに所属していた頃、ハンドボールスクールで女子中学生に教える機会がありました。彼女達は、まだ体も大きくなく、筋力も備わっていない中、青年女子が使うボールと同じ2号球を規定の空気圧で、しかも松ヤニも使わずに練習していました。当然、体の小さい選手はボールが握れず、肘を上げて投げるようにと指導しても、下げないと投げられず、両手で投げるようなフォームが癖になっていました。キャッチするのが精一杯でフェイントやシュートに意識を向けられない選手も多くいました。今思えば、せめて空気を抜いて握りやすくしてあげていたら、もっと成長できたのではないかと思います。

毎日の練習で使っているボールと松ヤニ。日本にいた時は、それが普通だと思っていたので、使い方について深く考えることはありませんでした。しかし、デンマークでプレーし、こちらの学生がプレーするのを見るにつけ、こうした身近なことにも疑問を持つようになりました。現在、日本ではボールの空気圧に関して規定がありますが、今後は実際に使用している選手側の意見を聞き、検討することも必要だと思います。

日本のハンドボール界にとって、松ヤニを自由に使うことができないのも大きな問題です。将来的に日本リーグ、そして日本代表として、世界の強豪国と戦う可能性のある学生には、松ヤニを使って試合ができる環境が必要だと感じます。しかし、試合会場によって使用制限がある日本では、すぐに環境を変えるのは難しいかもしれません。せめて全国大会で松ヤニを使って試合ができるようになれば、さらなる技術力の向上につながると思います。

まずはこんな身近なところから世界とのギャップを少しずつ埋めていくことが、今後の日本ハンドボール界の重要課題ではないでしょうか。

#ハンドボール #Stepup #ハンドボール投げ

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