火星ソーダ/小林私

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「火星ソーダ」作詞作曲 小林私

歌詞

そうだ僕 分かってたんだ 火星になんか行けないことを
ソーダの泡がせせらうように音を立てた

ああどうだろう 手は伸ばせるだけ伸ばしてみた
まだ届かないみたいだ

火星から見た景色はどんなに凄いのかなって
夢想はやまないかつて見上げた流星群は遠く
非生産的な恋だなんて分かってはいるけど
それでも僕はどこにも行けやしないんだな

盲目になってたんだ 夢というの名の劇物を浴びて
もうどうしようも行けなくなった 後にも先にも

淡いa wishじゃ逢えないなんて慌てていたawkward age
それでも、

火星を見ようと凝らした目近づこうと伸ばした手
休んで一口飲んだソーダは甘くなってた
惰性的なんだどうにも日々磨り減る祈りと
抜け出したいこのループループループ

理性的なんだ本当は 全部全部分かってるんだ
炭酸が抜けてくように 夢は破れた泡沫のように

残ったのはなんだろう 甘い甘いソーダかな
それならそれで良いんだろうけど

火星から見た景色はどんなに凄いのかなって
夢想はやまないかつて見上げた流星群に手を伸ばす
開けたばかりのソーダを乱暴に飲み干して
喉の奥で弾けて消えた苦味は空の彼方へ


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