【イチスペ】揺れる校名～倉吉・灘手の思い～

鳥取県倉吉市の成徳小と灘手小では統合にあたって校名問題が浮上した。二転三転する新小学校名。混乱の中で、地域を守ろうと活動する人々の姿を追う。


少子化などの影響により各地で相次ぐ小学校の統合。
鳥取県倉吉市の灘手小と成徳小もその１つ。
２校の統合にあたって市民から校名の公募が行われた。
互いの校名を使用しないというルールのもと、両地区の代表から成る統合準備委員会が提案したのは、最も応募の多かった「打吹」ではなくたった１つの応募しかなかった「至誠」だった。
選考過程に疑問を抱いた住民グループは反発。


それを受けた市議会は「至誠」を廃止とし、議論は振り出しに戻ることに。
統合準備委員会が「打吹至誠」を提案するも、またもや反対の声が相次いだ。
開校まで３か月を切った中、最終的に市議会が決定した校名は「成徳」だった。
校舎も校名も残らない灘手地区。
やりきれない思いを抱えながらも前を向こうと、そこには地域を守るために行動する人々の姿があった。


ナレーション：神岡遼




（2023年5月14日放送　イチスペ より）


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