【中編】妻に腎臓をくださいなんて言えない。私なら夫に腎臓をあげられる。夫婦で出した答えは

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(前回の続き)治る見込みのない腎臓病を患うひろさんの体は徐々に蝕まれていきました。多発性嚢胞腎は遺伝性のある病。ひろさんの母も同じ病を患い、母に腎臓を提供したのは祖母でした。祖母は今年100歳を迎え”腎臓一つでも長生きできる”ことを身をもって証明しています。周囲も背中を押してくれる。それでも「妻に腎臓をくださいと言うことはできなかった」とひろさん。一方、夫を献身的に支える妻・いーさんは「私が元気なら夫に腎臓をあげられる」と考え、自ら行動に移します。

前編:   • 【前編】夜の信号待ちで親切な女性に声をかけ…「私は夫に出会って人生が輝き始めた」  
中編:   • Видео  
後編:   • 【後編】腎臓を提供するドナーになるため妻のいーさんは4日間の検査入院へ。お...  

【視聴者さんへのお願い】
動画をご視聴くださりありがとうございます。よろしければコメント欄に感想や気になることなど自由に綴っていただけますと幸いです。コメントはすべて拝読し、皆様のお役に立てる動画を制作してまいります。またコメント欄は腎臓病を抱える方やそのご家族も閲覧しておりますのでささやかな情報交換の場になればと願っております。

★腎臓生活チャンネルのお問い合わせ先
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腎臓生活チャンネルは毎週土に更新!
(次回は、9月21日に更新します)

【クローズアップ現代に出演しました(取材ノート)】
その1(もろずみ家)血のつながらない関係ゆえの葛藤https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NG...
その2(駿河家)家族のありかたを見つめ直した夫婦
https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NG...

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★プロデュース・編集:白倉栄一(えーいち)

★ジーンちゃんデザイン:misu indigo
  / misublue  
素晴らしい作品が公開されているのでぜひご覧ください

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★えーいちさんとのコラボ動画
(もろずみ編)
   • 【インタビュー】慢性腎臓病になって愛する旦那さんの腎臓によって救われた経緯とは?  
(かおり編)
   • 【インタビュー】愛する旦那さんが慢性腎臓病になり私の腎臓で救おうと思った決意は?  

★腎移植・夫婦の話をこつこつ更新中!
(もろずみ編)
https://wotopi.jp/archives/cat_summar...
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/...

(かおり編)
https://soramamekun.hatenablog.com

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(ご挨拶)
夫へ腎臓を提供した「かおり」と、夫から腎臓をもらった「もろずみ」が実体験をもとにお届けする【腎臓生活チャンネル】。私たちは、2018年、1週間違いで夫婦間腎移植手術を受けました。手術から4年が経過するいま、おだやかに笑えるのは、移植医療と30年以上お世話になっている医療従事者の方々、家族・友人のおかげです。

しかしながら夫婦そろって手術台にのぼるまでには、たくさんの葛藤がありました。
夫婦の決断、家族の理解、人生設計、愛、死……。
医師を全面的に信頼しているけれど、
「ドナーになってくれた伴侶が具合悪くなったら?」
「いただいた腎臓をすぐに悪くしてしまったら?」
「腎移植が原因で夫婦共倒れになったら?」といった恐怖が拭えませんでした。

そうした不安を打ち消すため、手術をする前の私たちは「体験者の声」を探しました。
「腎移植後、体験者の方々はしあわせに暮らしているのか」
これが、どうしても知りたかったのです。
しかし、体験者の方々にたどりつくことは容易ではありませんでした。

そんな背景から【腎臓生活チャンネル】では、4年前の私たちが知りたかった情報をできるだけわかりやすくお伝えすることを目指して、腎臓移植医療と腎臓病について患者目線でお届けしています。

私たちはいつだって全力でお話しします。
けれどそれらは患者目線で語られる体験談であり、サンプルの一つに過ぎないのかもしれません。
やはり体験談の数はたくさんあればあるほどいい。
今後も移植患者さんや医療従事者の方々に取材させていただき(お話を聞いてみたい方にラブコールさせてください!)
腎臓移植医療と腎臓病について、みなさんとフラットな視点で語り合えるチャンネルになればと願っております。

最後に
親愛なる腎臓さん
今日も1日お疲れさまでした
いつもありがとう。

かおり & もろずみ

Jinzo Seikatsu Channel- Kidney Life Channel, is brought to you by Kaori, who is a kidney donor to her husband; and by Morozumi, who is a kidney recipient from her husband. Both of us and our husbands underwent kidney transplant surgeries just a week apart from each other in March of 2018. It has been two and a half years since our surgery and we are all smiles and laughs together today; and it is all because of the great support from our doctors and their staffs as well as the support from our loving families.

As married couples, we both respectively have been through a lot before finally being on the surgery tables. There were tough final decisions, understanding from each of our families, life planning, and discussing everything from love and even death. Fortunately, we trusted our doctors completely. However, we were still terrified with countless concerns, such as, "What if my partner gets sick because I took his/her kidney?”, or "What if it doesn't work and I make my husband's/wife's kidney go to waste?" and, "What if both of us get weaker because of the transplant?"

We researched relentlessly for people who has experienced what we were about to undergo. We wanted to know if a recovered person could have a positive quality of life after surgery. But it was very difficult to find such information that was available to us.

Because of that, we have decided to start this channel, Jinzo Seikatsu Channel, so that we can share our experiences which weren't available two years ago. Our goal is to be as informative as possible discussing the lives of a kidney donor and a kidney recipient, living with kidney disease, and many other related topics.

We believe that the more stories that you, the viewer, can witness from actual patients, the better that you will understand the significance and scale of having a transplant. We would love to show you the interviews we have had with other donors, recipients, doctors and staffs in the field. And we hope this channel can be a tool to where we can all talk about the medical field of transplant surgeries, kidney diseases, and much more.

“Thank you my beloved kidney for a wonderful day.”

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