戦後ドイツが隠したかった《不都合な真実》を暴く/映画『コリーニ事件』予告編

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現役弁護士作家が暴く戦後ドイツの《不都合な真実》とは― “国家”を揺るがした世界的ベストセラー待望の映画化!『コリーニ事件』。

原作はドイツでも屈指の刑事事件弁護士として活躍している、フェルディナント・フォン・シーラッハの同名小説。シーラッハが2009年に発表したデビュー作『犯罪』(創元推理文庫刊)はドイツ国内外で大ベストセラーとなり、30か国以上で翻訳され、クライスト賞他複数の賞を受賞。当時日本でも本屋大賞翻訳部門1位になるなど大反響を呼んだ。自身で取り扱った事件をベースにした社会派ミステリーを多く執筆し、初の長編作となった本作は、40か国以上で翻訳され、累計500万部を超える世界的大ベストセラーとなっている。作中で語られた驚愕すべき“法律の落とし穴”がきっかけとなり、出版後の2012年にはドイツ連邦法務省が省内に調査委員会を立ち上げた。文字通り、“国家を揺るがした”小説を映像化した圧巻の法廷劇がついに日本に上陸。

主人公ライネンを演じるのは、『ゲーテなんてクソくらえ』、『ピエロがお前を嘲笑う』、『はじめてのおもてなし』のエリアス・ムバレク。被告人コリーニに扮するのはジャンゴでお馴染みの『続・荒野の用心棒』などマカロニ・ウェスタンで大活躍し、近年ではタランティーノ監督『ジャンゴ繋がれざる者』や『ジョン・ウィック:チャプター2』などでも知られる名優フランコ・ネロ。

監督を務めるのは2008年にドイツで最もヒットした作品の1本であり、数々の国内映画賞にも輝いた『クラバート闇の魔法学校』のマルコ・クロイツパイントナー。
2020年6月12日公開

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