交響曲 第9番 新世界より 第2楽章（Symphony No 9 New World, Largo）_ Chromatic Harmonica　+

（Japanese）
ドヴォルザーク作曲の『交響曲 第9番新世界より 第2楽章（Symphony No. 9 "New World", Largo）』を演奏してみました。この曲はドヴォルザークの死後にさまざまな歌詞をつけて『家路』や『遠き山に日は落ちて』などに編曲され親しまれていますが、今回投稿したのは原曲そのものです。イングリッシュホルンによる主部をクロマチックハーモニカに置き換えて演奏しました。その他はすべてコンピュータによる電子楽器による演奏になります。11分におよぶ動画の投稿は初めてですが、よかったら最後までどうぞ。
（参考）
・ウィリアム・アームズ・フィッシャーによる編曲『家路』
   • Goin’  Home（家路）_ Chromatic Harmonica  （にわとりの鳴き声は小生アレンジによるもの）

・原楽譜：Musescore（世界的な楽譜データサイトで、有料会員になると特典を受けられます。）
・音源制作＆アレンジ＆修正：自作
・楽譜作成ソフト：Drico Element 5
・ハーモニカ：HOHNER Super 64X
・画像：Pixbay

〇　楽器編成
フルート、オーボエ、クロマチックハーモニカ、ソプラノサクスフォン、ファゴット、ホルン、トランペット、トロンボーン、チューバ、ティンパニ、トライアングル、シンバル、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス
（個人的な好みによりクラリネットの代わりにソプラノサクスフォンを使用しました。）

〇　曲について（出典：ウィキペディア）
交響曲第9番 ホ短調 作品95, B. 178 は、チェコの作曲家アントニン・ドヴォルザーク（1841 - 1904）が1893年に作曲した交響曲であり、ドヴォルザークが作曲した最後の交響曲である。一般に『新世界より』（または『新世界から』、英語: From the New World、ドイツ語: Aus der neuen Welt、チェコ語: Z nového světa）の愛称で親しまれており、かつては出版順により『交響曲第5番』と呼ばれていた。

この作品は、ドヴォルザークのほかの作品と比べても際立って親しみやすさにあふれる。旋律が歌に編曲されたり、BGMとしてよく用いられたりと、クラシック音楽有数の人気曲となっている。オーケストラの演奏会で最も頻繁に演奏されるレパートリーのひとつでもあり、日本においてはベートーヴェンの『交響曲第5番 ハ短調《運命》』、シューベルトの『交響曲第7番（旧第8番）ロ短調《未完成》』と並んで「3大交響曲」と呼ばれることもある。

この作品は第1から第４の４つの楽章により構成される。
第2楽章 ラルゴは前後の楽章との対比から独特の浮遊感がある。イングリッシュホルンによる主部は非常に有名であり、ドヴォルザークの死後にさまざまな歌詞をつけて『家路』『遠き山に日は落ちて』などの愛唱歌に編曲された。
中間部は同主調（異名同音で）の嬰ハ短調に転じる。クライマックスでは第1楽章第1主題の動機が加わる。冒頭の主題が再現された後、静かなコーダが続いて終わる。よくインディアン民謡からの借用と誤解されもしたが、これは紛れも無いドヴォルザークのオリジナルである。
第２楽章の演奏時間は一般に10～13分程度。

〇　その他
ブログ：「二木紘三のうた物語」に「遠き山に日は落ちて（家路）」という題目の記事が投稿されています。洗練された教養深い記事ですのでご参考まで。
リンク：https://duarbo.air-nifty.com/songs/20...