【尾畠春夫さん】スーパーボランティアが被災地で語った言葉

西日本豪雨から４年。
全国でボランティアとして活動する尾畠春夫さんが、広島を訪れました。
尾畠さんは被災地で何を伝えたかったのか…。２日間の旅を振り返ります。

６日夜、公園の敷地に浮かび上がった「７.６」の文字…。
１５人が亡くなり、１人が行方不明になっている坂町小屋浦地区の住民らが
２００個の灯籠をともし、犠牲者を悼みました。
その１時間ほど前。慰霊碑に祈りを捧げる遺族らの中に１人の男性の姿がありました。
全国各地でボランティアとして活動する尾畠春夫さん・８２歳です。

４年前、尾畠さんは広島の被災地にいました。
災害発生のわずか２日後には大分県から駆け付け、炎天下の復旧作業は２か月半に及びました。

５日、尾畠さんは４年前から交流を続ける呉市の天応小学校を訪れていました。
語るのは、全国の被災地での活動やボランティアとしての心得です。
子どもたちに「何事にも挑戦し、継続してほしい」と語りかけた尾畠さん…。
求められたサインには「絆」「一歩前進」との言葉を記しました。

「西日本豪雨」だけでなく、全国各地の災害現場などでボランティアを続ける尾畠さん…。
「命を守るには、常に危機意識を持ち続けなければならない」と訴えます。

６日にあった小屋浦地区の追悼行事にも参列。
そんな尾畠さんが子ども達にもたらすは、笑顔です。
８２歳の今も、手弁当で被災地に向かう尾畠さん。
災害の教訓を、自らの体験に基づく言葉で伝え続けます。
《2022年7月7日（木）テレビ派で放送》

#尾畠春夫　#スーパーボランティア　#西日本豪雨　#広島テレビ　#広テレ　#テレビ派

■■■広島テレビニュースツイッター■■■
  / htv_news4