JVCケンウッド Victor SP-WS02BT 音質比較  カーペンターズ 「イエスタデイ・ワンス・モア」

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スピーカー音質比較 JVCケンウッド Victor SP-WS02BT

00:00 動画冒頭
00:08 JVCケンウッド Victor SP-WS02BT
02:04 BOSE SoundLink Mini II
04:01 BOSE SoundLink FLEX
05:57 JBL CHARGE 5
07:51 JBL FLIP 6
09:49 Anker Soundcore Motion X600 (空間オーディオ ON / BassUp ON)
11:44 YAMAHA WS-B1A


◆◆ 課題曲

Carpenters 「Yesterday Once More」 (カーペンターズ 「イエスタデイ・ワンス・モア」)


◆◆ 評価

JVCケンウッド Victor SP-WS02BT
ボーカルの高音は、比較的、質感良く、繊細に、伸びやかに鳴るが、全体的に、やや音がこもり気味で、ボーカルの明快さに、つながっていない。 好意的に見れば、"落ち着いた音"で、このスピーカーだけで聞いた場合、音質が気になることは無さそうだが、この曲だけに限定していえば、BOSE、JBLほど、ボーカルを気持ちよく聞ける、メリハリのある音質とはいえない。
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BOSE SoundLink Mini II
音が広がり、音の密度も濃く、落ち着いた音質だが、サビに入ると、ボーカルが奥に引っ込む印象。 最近のbluetoothスピーカーが、ボーカルを明確に出す傾向が強いので、ボーカル曲に関していえば、このスピーカー発売当時ほど、音質の優位性は感じなくなってきた。 音の傾向が、「JVCケンウッド Victor SP-WS02BT」と似ているので、このスピーカーの音質を参考にした可能性も。
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BOSE SoundLink FLEX
歌詞の一言目から、ボーカルの明快さが、圧倒的。 厚みのある低音を鳴らしつつ、サビに入ってもボーカルが前から聞こえ、どうしたらこの形状のスピーカーで、これだけ良い音質で鳴るのか、不思議なほど。 低音が良く鳴るあまり、ベースの低音が際立っても聞こえるが、許容範囲。 これで実売15000円程度。 中途半端なスピーカーを買うなら、これを2台買って、ステレオ再生にするほうが良い。
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JBL CHARGE 5
広いジャンルの曲を、高い水準で鳴らす、正統派のスピーカー。 この曲でも、全体の音の厚み、という点では、「BOSE SoundLink FLEX」を凌駕するほど。 変にベースを際立たせず、ドラムを含めて、迫力のある低音を鳴らしつつ、ボーカルもしっかり前で鳴らす。 「BOSE SoundLink FLEX」は、曲や、ジャンルによって、まれに、当たりはずれがあるので、特に、ロックを中心に聞くなら、こちらのほうが安定感がある。
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JBL FLIP 6
全体の音の厚みなら、「JBL CHARGE5」だが、ボーカルの明快さでは、この「JBL FLIP6」。 低音は「JBL CHARGE5」に比べると軽めだが、必要十分。 これだけ、ボーカルが質感良く鳴ると、他の、どのスピーカーも見劣りしてしまうほど。 ボーカル曲を中心に聞くなら、こちらも2台で、ステレオ再生が可能なので、候補になりうる。 しかも、持ち運び可。
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Anker Soundcore Motion X600 (空間オーディオ ON / BassUp ON)
あえて、空間オーディオを「ON」で。
音の残響が強く出て、コンサートホールで聴いている、といえば、そんな気もするが、音質面で、プラスになっておらず。 人工的に迫力をだしているせいか、空間オーディオ"OFF"と、同じボリュームでも、特に低音が強く出るうえに、ボーカルが前に出たり、奥に引っ込んだりと、不安定。 通常は、空間オーディオは"OFF"で良い。
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※ 空間オーディオ「OFF」の音質は、昨日の動画でどうぞ。
   • Anker Soundcore Motion 300 音質比較  カーペン...  


YAMAHA WS-B1A
スピーカーの形状が違うが、15000円前後と、価格帯が近いので、比較対象に。 あまりに話題になっていないスピーカーだが、中音域を中心に、広い音域で、ボーカルを厚みを持って鳴らし、この曲に関しては、声の質感は、BOSE や JBL にも、勝っていると感じるほど。 BOSE、JBLとは違ったアプローチで鳴らす、厚みのあるボーカルの音質は、出色。 低音は強くないので、曲のジャンルは選ぶが、ひさしぶりに、日本メーカーの意地を感じるスピーカー。 弱点は、本体の充電量が少ないと、コンセントで電源に接続しても、勝手に切断される (ケーブル充電でなく、専用クレードルを使えば、回避できる可能性も?)。 これだけ良い音質で鳴って、ひさびさに、BOSEや、JBLと勝負できる日本メーカーのスピーカーなので、そういう些細な欠点で、推せないのが惜しい。
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 【 結論 】

「JVCケンウッド Victor SP-WS02BT」は、音質のこもりが気になる。

最近のソニーのbluetoothスピーカーの、こもりほど、ひどくはないが、
BOSE、JBLが、かなり良い音質で鳴らす現状で、

ボーカルが明快に出ないことは、「音質の好み」以前の問題なだけに、

後発で、同価格帯のスピーカーを出す以上、
メーカーの担当者は、気にならないのだろうか…。

商品開封時、スピーカーが、パリパリの "パラフィン紙" で包んであったが、
これも、なぜ、たとえば"不織布"のような、柔らかい布 では無いのか。

最近は、Ankerなども、箱の梱包が凝っているだけに、
(音さえ良ければ、簡易包装で、まったく問題は無いにせよ)

音質以外の点でも、後れをとってる気がしてならない。



◆◆ 雑記

初めて買ってもらったミニコンポが、
KENWOOD 「DG9」 だっただけに、

紆余曲折はあったとはいえ、今でも、
「ケンウッド、KENWOOD」のスピーカーで聴けるのは、嬉しい。

ビクターというと、学生時代、「VICTOR SX-500DOLCE」を
購入候補にしたものの、
高音をキレイに鳴らすイメージが強く、購入しなかった思い出が。

なんとか生き残って欲しいけれど、
音質面では、まだ、BOSE、JBLには、及ばないか。
  
 
「YAMAHA WS-B1A」は、かなり良い音質で、
ボーカル曲を中心に聞くなら、かなりオススメなのだが、

2台のステレオ接続が出来ないのであれば、
なぜ、オーソドックスに、横長タイプで出さなかったのか。

デザインは良いし、あの形状は、省スペースでもあるが、
一見、音質が良さそうには見えないだけに、
形状で、損をしている印象あり。
 
 
 
「JVCケンウッド Victor SP-WS02BT」 メーカー公式コメント


・  【クリアな中高域と重厚な低音のステレオ再生】ウーファーとツィーター、大型パッシブラジエーターを搭載。小型ながら上質なサウンドと豊かな音楽空間を実現しています。

・  【こだわりの高音質設計】空間表現を高めるためユニットの取り付け角度を最適化して構成。音の開口率を向上させるハニカム構造のサランフレームに加え、ウーファーやパッシブラジエーターの振動を吸収して接地面との相互干渉を低減する円錐シリコンインシュレーターの採用など、内部設計の細部までこだわり、高音質再生を追求しました。ハニカム構造のサランフレームに加え、ウーファーやパッシブラジエーターの振動を吸収して接地面との相互干渉を低減する、、円錐シリコンインシュレーターの採用など、内部設計の細部までこだわり高音質再生を追求。

・  【天然木のウッドデザイン】スピーカー外枠に天然木※ を採用。インテリアアイテムとして天然素材ならではの質感が楽しめます。天面には Victor ブランドを象徴する「犬のマーク」をプリントしました。※:天然木を使用しているため、1台1台外観は異なります。

・  【ステレオペアリング機能に対応】拡張機能としてステレオペアリング機能に対応。同モデルを1台増設することにより、セパレートスピーカーのような広がりのあるステレオ再生が可能です。

・  【最大12時間※の長時間再生】内蔵バッテリーで最大12時間※の長時間再生が可能。電池残量は天面のLED(白と青の 2 色 LED)で確認できます。 ※:使用条件により変わります。

・  【片手で持ち運べるコンパクトサイズ】幅 20.8 cm × 高さ 8.1 cm × 奥行き 8.0 cm、質量約820gの軽量ボディで、リビングやベランダ、寝室など、お好きな場所で気軽に本格サウンドが楽しめます。

・  【充電しながらの再生が可能】専用USB(Type-C)ケーブルで充電しながらの音楽再生も可能です。

・  【AUX IN端子を装備】外部機器の音声入力が可能な AUX IN 端子を装備しています。
・  【付属品】専用USB(Type-C)ケーブル(1m)


 
◆◆ 注意書き

2023年1月より、特に注意書きの無いかぎり、生活ノイズ低減のため、
音声フィルタを、かましています。

2021年7月6日より、動画の音量が上がっています。 ※ ボリューム注意

動画は、良さげなヘッドフォンで、聞いてください。
スマホのスピーカーや、安いイヤホンだと、全部、同じ音に聞こえます。

「賃貸アパートで、流せる音量」に、こだわって、比較しています。
(実際は、大きな音を出せないだけ)

スピーカーによって、音の大きさが違って聞こえますが、
できるだけ音量が同等になるよう、測定しつつ、録音をしています。
聞こえ方の違いは、実際に聞こえる"音質"の違い、と、考えて良いかと思います。


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