【卵の殻を使ったレザー(LBS)】国内初!卵の殻から合成皮革を製造

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大量に捨てられている卵の殻を活用して、合成皮革を作る取り組みが大阪で始まっています。光をあてると七変化するという合成皮革、その秘密に迫ります。

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「『エッグシェルレザー』といって、卵の殻をポリウレタン樹脂に練りこんで加工しています」(オー・ジー レザープロジェクトリーダー 田中健二さん)

業界初「卵の殻」を使ったレザーです。卵といえば、国民1人あたり1年間に消費する量は340個と、世界でも2番目に多く、1年で約267万トン消費されています。同時に、20万トン近くの卵の殻も捨てられています。

そんな食品工場から出る卵の殻を粉砕したものを新素材に再利用しようという企業があります。100年前から染料などを扱ってきた大阪の化学品専門の商社「オー・ジー」です。

卵の殻を使ったレザーを担当するのは田中さん。石油由来の化学品をこれまで多く取り扱ってきた商社が今、力を入れているのが環境配慮型の商品です。

「捨てるものを使うのは大事なことです。環境に対する意識を強くもっている客に対してアピールしていきたいです。そこがビジネスチャンスかなと思っています」(オー・ジー 大林 弘人取締役)

オー・ジーと共同でレザーを製造しているのが合成皮革を手がける加平です。

「卵殻を窯に投入して、分散させます」(加平 田所 哲治副社長)

もともと合成皮革には石灰岩由来の炭酸カルシウムが使われていましたが、それを卵の殻に置き換えました。樹脂には卵の殻のほか、トウモロコシやトウゴマなど生物由来の原料を半分以上使い、CO2排出量を減らします。

ただし、価格は通常のレザーの1.5倍ほどに。

「オー・ジーさんといろんな材料の検討をして、世の中にない新しい素材を作りたいと思っています」(加平 田所 茂和社長)

現在、東大阪市の家具メーカーと手を組み、卵の殻を使ったレザー商品の第1弾となるソファーを試作中です。1脚に約10個の卵の殻が使われています。

現場からは少し硬く張りにくいとの意見も。

「10月を目標に、消費者にも新ソファーを見てほしいです」(中村工芸 営業統括本部長 海堀登史孝さん)

家具のほかにも、かばんや靴など、さまざまな製品を作って広く普及させる計画です。

「卵の殻を再利用した製品は世界的に見てもすごく流通しているわけではないので、商機は十分にある技術です。作る量も増えればコストも低減されると、より課題解決につながります」(日本経済新聞社 大阪本社 神保寧央記者)

オー・ジーの田中さんは、インドの取引先との商談もうまく進んでいるといいます。

「(3年後には)年間20万メーターの販売を目標に活動していきたいです」(オー・ジー レザープロジェクトリーダー 田中健二さん)

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