テンカラ 竿を差して“南アルプス随一の美渓” 赤石沢 を歩いて 聖岳 に登ってみた Journey into the AKAISHI-ZAWA

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南アルプスは別名『赤石山脈』とよばれ、赤石岳を代表とする赤石山系を中心に据えている。そしてそれらの命名のもとともいわれる赤石沢は、南アルプスに数ある渓谷のなかでも、スケールの大きさと美しさにおいて群を抜いて際立っている。取水堰により下流部が減水してしまっている点をのぞけば、市道から離れる牛首から源頭まで、赤石沢はどこを切り取っても絵になる渓谷なのです。もっとも、この映像を収録したのは2015年のことで、正確には「だった」というべきか。じつのところ、2018年の水害で大量の瓦礫が流出し、下流部の景観を一変させてしまった。その翌年、あらためて赤石沢を歩いた。そのもようはつり人社から発行されている月刊つり人3月号増刊『渓流 2020春』にレポートしています。赤石沢遡行を収録した、より質の高いDVDも付録。2015年には必要なかったものの、2019年にはロープを使わなければ通過できない場所が出現していたりと、現在の赤石沢素行を追体験できる貴重な資料として価値があるのではないでしょうか。

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