京都面白大学第344講 江原啓之×鎌田東二 テーマ:江原啓之・鎌田東二対談集『未来が見えない~どうしてこんなに通じ合わないのか?』ホーム社/集英社2025年3月26日刊と、「ロックンロール神話考Ⅱ」

Описание к видео 京都面白大学第344講 江原啓之×鎌田東二 テーマ:江原啓之・鎌田東二対談集『未来が見えない~どうしてこんなに通じ合わないのか?』ホーム社/集英社2025年3月26日刊と、「ロックンロール神話考Ⅱ」

「ロックンロール神話考Ⅱ末法篇2024」:シナリオ:◆ロックンロール神話考Ⅱ 末法篇 2024年5月28日 (docx 47KB);    • 京都面白大学第344講 江原啓之×鎌田東二 テーマ:江原啓之・鎌田東二対談...  

12月13日発売の長谷川敏彦/鎌田東二『超少子・超高齢社会の日本が未来を開く--医療と宗教のパラダイムシフト』(ホーム社/集英社)の210‐235頁に、付録として、<歌謡詩劇「ロックンロール神話考Ⅱ末法篇2024」>の改作脚本を全文収録していますので、ぜひお読みください。

2024年7月7日発行の『あごら』創刊号の「付録」としても収録してあります。
◆同人誌『あごら』創刊号 2024年7月7日発行完成稿 (pdf 3MB)
http://waza-sophia.la.coocan.jp/data/...

「あごら』第2号:◆同人誌『あごら』第2号 2024年12月8日発行 完成送付版 (pdf 5MB)
http://waza-sophia.la.coocan.jp/data/...

からだはうそをつかない
が、こころはうそをつく
しかし、たましいはうそをつけない

オペラ「ニングル」;原作:倉本聰
『ニングル』 新装版 単行本 – 2023/10/18 倉本聰 (著), 阿川佐和子 (解説)
「僕は今事実をそのままに書いている。富良野の森にニングルはいたのだ」――著者が移り住んだ富良野市麓郷の背後には樹海が拡がっている。そこに、ニングルという名の小人の社会があるという。人間社会から隔離された場所に暮らすニングルたちは、「知らん権利」を守りつづけてきた。そんなニングルのひとりチュチュが、著者の家にやってきた女子大生ユミちゃんに恋をした・・・。大河ドラマ「北の国から」の作者・倉本聰が、現代人の心に熱く問いかける、ノンフィクション小説。阿川佐和子の後書きを加えたリニューアル版。

https://www.jof.or.jp/performance/240...
倉本 聰 原作/渡辺 俊幸 作曲/吉田 雄生 オペラ脚本
オペラ全2幕 新作初演

倉本聰の名作が初のオペラ化

未来につなげ、いのちの木
イントロダクション

《ニングル》は、「北の国から」など、テレビや舞台を中心に数多くの名作を世に送り出してきた脚本家・倉本聰の代表作の一つです。本作が書かれた40年前、環境問題が今ほど取り上げられていなかった時代に、早くもこの問題に警鐘を鳴らしています。

これまで朗読劇や舞台などで多くのファンを魅了してきた本作が、この度オペラ「ニングル」として新たな一歩を踏み出します。倉本作品初となるオペラ化であり、ジャンルを問わず、多方面から注目を集めています。作曲はテレビ、映画の劇伴で活躍し、オペラ「禅~ZEN~」の作曲で高い評価を得た渡辺俊幸。オペラ脚本は原作者・倉本聰の信任が厚い吉田雄生が担い、オペラ脚本家としてデビューを飾ります。指揮と演出には、2023年2月に日本オペラ協会公演「源氏物語」を大成功に導いた田中祐子と岩田達宗が再びタッグを組み、本作に命を吹き込みます。

金がなければ暮らしていけない。だが、森がなければ生きていけない。《ニングル》は、この2つの現実の間で苦悩する二人の若者の相剋のドラマです。現実のために未来を忘れる青年・勇太(ユタ)をバリトンの須藤慎吾と村松恒矢が、未来を想って現実に破れ死を選ぶもう一人の青年・才三を、テノールの海道弘昭と渡辺康が演じます。また、プリマドンナの佐藤美枝子と光岡暁恵がかつらを務める他、日本オペラ協会を牽引する歌手陣が、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏に乗せて本作の世界を表現します。

『昔に返せ』『未来につなげ』…ニングルから人間への痛切な訴えを今、日本オペラ協会渾身の想いでお届けします。

あらすじ
第一幕

北海道富良野岳の山裾に拡がる原生林。森に囲まれたそこにピエベツという開拓者の村がある。勇太(ユタ)と才三、光介と信次をはじめとする村の若者たちは、この森を伐採し農地を拡大する計画を進めてきた。

「農地が広がれば、村が豊かになる」彼らはそう信じていた。

ようやくその計画がまとまった頃、勇太とかやの結婚式が行われた。かやは仲間の光介の姉。才三の嫁ミクリは勇太の妹。つまり彼らは家族も同然だった。

ユタはかやとの結婚式の夜、親友の才三、姪で口がきけないスカンポと共にピエベツの森を訪れた。そこで不思議な生き物と遭遇した。

体長15センチくらいの小さな人間。

アイヌの先住民たちはかれらを“ニングル”と呼んだ。アイヌの言葉で“ニン”は“小さい”、“グル”は“人”という意味である。口の聞けないスカンポだけがニングルの言葉を理解できた。
その時、ニングルの長は、彼らにこう告げたのだ。
「森を伐るな、伐ったら村は滅びる――」
ユタと才三はピエベツの森の伐採を計画し、農地開発を推進してき中心人物である。いまさら後戻りできないとユタはニングルに逢ったこともないと主張した。一方で才三はニングルの言葉に衝撃を受ける。たびたびスカンポと共に森を訪れ、ニングルの言葉に耳を傾け始めた。そして、森を守らなければ村の将来はないと考え、それまでの意見を翻して農地開発の反対を訴え始める。
伐採を拒否する才三と農地開発を推進するユタ。二人は完全に対立してしまう。

民吉は息子のユタの行動を案じている。時折、亡くなったかつらに向かって問いかける。
「なぁ、かつら、教えてくれ、豊ってなんなんじゃ」
かつらは民吉の長女で、スカンポの母である。
ある時、民吉はスカンポに「生命の木」の話を聞かせる。
「子供が生まれるとその子の木を植えた 親は子に教えたもンさ
“これがお前の木だ、大事に育てろ この木が枯れるときはお前が死ぬときだ”」
かつらは、二人を空から見守っている。そして、こう歌う。
「もしも、木の実を握っている子が生まれたらそれが希望」だ、と。

開発に反対し、森の伐採には協力しない才三は孤立を深める。仲間の光介や信二ですら、才三をかばうことはなかった。

伐採が始まり2年が経った。村は、ニングルが予言した通り、破滅に向かいはじめた。
大洪水が起こり作物は流され、村の人々の借金ばかりが膨らんでいった。

光介は亡父の仏前で自らの過ちを告白する。実は光介もニングルに逢っていたのだ。しかし、そのことをみんなには云えず、才三を孤立させてしまった。その上、借金が膨らみ夜も眠れない。泣きながら告白する光介に亡き父が憑依する。
「貧しくても幸せだったあの頃に、もう一度戻れ」。
心を病んだ光介は精神病院に運び込まれてしまう。

大洪水の後は渇水だった。かつて森に囲まれたピエベツは水が潤沢あった。その大切な水が、森の伐採により枯れてしまったのである。

村の人々は井戸掘り屋を雇うが、水はなかなか出ない。
才三はスカンポと共にニングルの教えてくれたやり方で水の出る場所を探しあてた。しかし、そのことが原因となって、才三とユタは口論となる。激高したユタは才三を激しく殴りつけ、チェーンソウを押し付け、云う。
「才三、山へ行って木を伐ってこい。お前の女房を泣かせるな」
一人山へ行った才三は、自ら伐った木の下敷きになって命を絶ってしまう――。

第二幕

才三の死によってユタは自責の念にかられる。同時に自分の生活も追いつめられていく。借金を返せなくなり、家も土地も捨てて出て行けと村の人から迫られたのだ。そんな中、妻のかやが子どもを身籠った。
「自分はどうしたらいいのか――」絶望し無口になっていくユタ。

精神病から退院した光介と信二は、才三とスカンポが探しあてた場所で、井戸を掘り始める。来る日も来る日も、周りが呆れるほど、ひたすら掘り続けた。硬い岩盤から水が出るはずもないと陰口もたたかれた。

ところが、ある日。その場所から、遂に水が出たのだ!
「何もかも才三の云った通りになった」
ユタは才三が亡くなった森を彷徨う。そこで、再びニングルの長に遭遇する。

ニングルの長(江原啓之役)は才三にこう告げる。

「未来につなげ。ゆっくり時間をかけて、森を昔に返せ」
「お前の親父の民吉も自らの『生命の木』を伐って、未来につなごうとしている」。

その言葉通り、自分の「命の木」を伐り死を選んだ民吉もまたニングルが憑依したように才三にこう語りかける。
「その水は誰がくれたか判りますか?その水は森が何千年もかかって貯えた水。
昔に、昔に返せ、森を。昔に返せ、ピエベツを」

民吉の死と引き換えにスカンポは声を取り戻した。

ようやくニングルの言葉に耳を傾けたユタは一人黙々と朽ち木を森に運びはじめた。長く地道な作業をひたすら繰り返すユタ。
ある日、スカンポが大慌てで、ユタをのもとにやってきて叫ぶ。
「ユタおじちゃん、赤ちゃんが生まれたよ、その子、手にドングリを握ってた!」

未来への希望の種が生まれたのだ。
                       (吉田雄生)

http://opera-synopsis.sakura.ne.jp/yu...

夕鶴
【作曲】團伊玖磨(1950~51年)
【初演】1952年1月30日 大阪、朝日会館
【台本】木下順二の戯曲『鶴女房』
【原作】日本の民話『鶴の恩返し』
【演奏時間】全1幕  約1時間50分

あらすじ

【時と場所】 
昔々の民話の時代、雪国の村

【登場人物】
つう(S): 与ひょうの女房
与ひょう(T): 百姓
運ず(Br): 惣どの相棒
惣ど(Bs): 村の男
ほか

【全1幕】
時はいつとも知れず、舞台はある雪国の村。辺り一面が雪の中に、ぽつんと一軒の小さな農家がありました。ここに住む百姓の〈与ひょう〉に嫁いだ〈つう〉の織る布は高く売れると評判でした。村の男の中でも狡猾な二人〈運ず〉と〈惣ど〉は、ばかの与ひょうが金儲けをしているのに目をつけて、こっそり機屋(はたや)を覗き込みます。そうすると、そこに鶴の羽を見つけたので、二人はつうは鶴の化身なのではないかと疑いました。
 
二人が与ひょうにそのことを問い詰めてみると、与ひょうは以前に鶴を助けたことがあると言うので、ますます確信を持ちます。
そこで運ずと惣どの二人は与ひょうをたきつけて、つうにもっと布を織ってもらい、都で高く売ろうと誘いました。
 
与ひょうとつうが二人で夕食をしているとき、与ひょうはつうにもう一度あの布を織ってほしいと言います。つうはあの布を織ると痩せるので、布を織るのは最後だと約束したはずと断りますが、欲におぼれた与ひょうは、ついには「布を織れ」と叫ぶのでした。
 
つうは、布を織って与ひょうに都に行かせてやる決心をします。ただし、布を織っている間は、決して機屋を覗かないということを約束させました。
 
しかし、運ずと惣どの二人は、与ひょうが止めるのも聞かずに、そうっと機屋を覗きました。そうすると機屋では、一羽の鶴が布を織っているではありませんか。それを聞いて、与ひょうもとうとう中を覗いてしまいました。
 
痩せ細ったつうは、織り上げた2枚の布を持って機屋から出てきました。そして泣きながら、「機屋を見てしまった与ひょうとはもう一緒に暮らしていけない、もう人間の姿でいることはできないのだ」と言います。そして、遠くへと立ち去ってしまったのでした。
 
与ひょうは2枚の布を抱きしめながら、つうの名を叫び、呆然と立ちつくします。そのとき、一羽の鶴が夕日に向かって飛んでいったのでした。

Комментарии

Информация по комментариям в разработке