【作家・作り手】唐津焼｜中里太郎右衛門窯 十四代中里太郎右衛門氏

社会実験One Kyushuミュージアム。2020年は9月～11月、各月13日間、福岡市中央区天神大名の空き店舗を使用して開催致しました。毎月九州各県の産品と素晴らしい作り手を紹介してまいりました。この動画は佐賀県唐津市で唐津焼をつくられている十四代中里太郎右衛門氏を撮影したものです。

～～十四代中里太郎右衛門氏プロフィール～～
1957年　十三代中里太郎右衛門の長男に生まれる
1979年　武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業
1981年　同大学大学院修了
1983年　多治見陶磁器意匠研究所修了
　　　 　国立名古屋工業技術試験所修了
　　　 　十三代中里太郎右衛門陶房にて作陶を始める
1984年　第十六回日展にて叩き青唐津手付壷「貝緑」初入選
1990年　第二十二回日展にて「焼締壷90」特選受賞
　　　　 第四十回佐賀県展にて「焼締壷」県知事賞・永竹威賞受賞同作品、県の買上げ
1991年　佐賀新聞社文化奨励賞受賞
1998年　韓国慶州世界文化EXPO「陶芸―伝統と現代の出会い展」に招待出品
2000年　佐賀銀行文化財団新人賞受賞。第五回アジア工芸展にて文部大臣賞受賞
　　　 大英博物館にて開催の「佐賀県陶芸展」に出品
2002年　国際陶芸アカデミー（I・A・C）の会員となる
　　　　 十四代中里太郎右衛門を襲名する
2003年　第五十回日本伝統工芸展にて「叩き唐津焼締壷」入選
2005年　第五十二回日本伝統工芸展にて「唐津井戸茶盌」入選。以後平成二十八年まで八回入選
2006年　十月天皇・皇后両陛下の佐賀県行幸啓に際し国史跡に指定
　　　　 唐人町御茶盌窯及び工房の御視察を賜り、御説明の栄誉を受ける
　　　　「叩き朝鮮唐津壷」佐賀県より両陛下へ献上
　　　　 佐賀県陶芸協会の理事に就任
2007年　日本工芸会正会員となる
2010年　佐賀県陶芸協会の副会長に就任
2011年　唐津市政功労者表彰を受ける。紺綬褒章受章