病院の検査 院長の考え方

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医療の進歩に伴い、内服薬を含めて、より高度な医療が提供できるようになった反面、その扱いもまた高度になっており、
その是非を自覚症状や問診、視診のみでレベル高く診断・治療を行うのは困難です。
検査をする理由としては、治療薬を含め、狙った効果がでているか、効果が出ている状態が持続しているのか、
逆に治療方針が間違った方向にいっていれば修正する・・・など、諸々の判断をより早く行い、早い段階で良好な状態にしていくためです。

また、糖尿病や高血圧、腎臓病や心臓病では、治療効果が表れて一旦病状が落ち着いても、
今までの血管や臓器に対してのダメージが無かったことにはなりませんし、何かのきっかけで悪くなってくることもあります。
自覚症状や問診、視診と併せて、「異常が無いか、変わりがないか」を確認するために定期的に検査を行っています。

私たちクリニックの使命は、病気が悪くならないように管理をすることです。
悪くなってから治療をすることももちろん大事ですが、多くの病気は事前にきちんとした管理をしていれば悪くなることはありません。
つまり悪くなって治療をするのではなく、我々は悪くならないように管理をしています。

私たちが専門としている生活習慣病、その中でも特に糖尿病については長い時間をかけて血管や臓器にダメージを与える全身の病気です。
合併症は脳梗塞、心筋梗塞、腎臓病などと全身にわたります。
そのような合併症にならないために日々の血糖管理をしていくことは当然ですが、
合併症が発症する手前で治療介入できるように、尿検査や採血、腹部超音波検査、心臓超音波検査、運動負荷試験などを実施して定期的に確認しています。
糖尿病の患者さんは、症状が出にくいという特徴があり、症状がないから大丈夫ということはなく、
そのために定期的な検査は欠かせません。
実際2020年に当院で狭心症と診断され心臓カテーテル治療を実施した患者さんは72名いらっしゃいますが、
胸が痛いなどといった明らかな胸部症状があった方は7名・・10%程度なのです。その他の患者さんは検査をしたことで狭心症と診断され治療をし、
心筋梗塞に至らずにすんだことになります。


(まとめ)
質の高い診断、治療を行うには、定期的な検査は欠かせません。
検査を行うことで分かることは多々あり、現在行っている治療が間違っていない道標ともなっています。
しかし、検査の頻度を負担に感じられる場合は、私たちの説明が不十分である可能性があります。
その際は、私を含めスタッフに遠慮なくお声かけ下さい。
治療はお互いに納得したうえで、一緒に病気と向き合っていくことでより良い治療効果を得られると考えております。

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