犯行Gの足取り検証“首謀者の不可解な動き”那須の夫婦遺体事件【サタデーステーション】(2024年5月11日)

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栃木県那須町で、焼かれた夫婦の遺体が見つかった事件が新たな展開を迎えました。宝島さん夫婦を殺害した疑いで“仲介役”とみられる平山綾拳容疑者が再逮捕されました。未だ残されたナゾは、誰が宝島さん夫婦を殺害したのか。

サタデーステーションが注目したのは関根容疑者ら犯行グループの“足取り”。犯行と同じ時間帯に足取りを辿ると2つのことがわかりました。

■実行役2人だけで夫婦を殺害する難しさ

1つは「実行役2人だけで夫婦を殺害する難しさ」です。

事件前日の夜、物件探しのため、上野から品川区の空き家へ向かったという宝島さん夫婦。同行したのは不動産業を営む前田容疑者でした。一方、品川区内のコンビニに集合したのは3人の容疑者。ここで平山容疑者は自分の黒い車を “実行役”の姜容疑者、若山容疑者に渡しました。2人は午後11時半ごろに空き家に向け出発。実際に、私たちがコンビニを出ると、10分もかからず事件があった空き家にたどり着きました。

これまでにわかっているのは、この空き家のガレージで、「午後11時50分から午前1時半までの間」に宝島さん夫婦が首を絞められるなどして殺害されたとみられること。ガレージには“血を洗い流そうとした跡”も確認されていて、のちにこの血痕は妻・幸子さんのものだと判明しました。ただそのガレージに“誰がいたか”まではわかっていません。

現場を訪ね、気づいたことがあります。深夜の時間ということもあってか車や人はほとんどなく非常に静かで、何か叫び声などがあった場合にはすぐに目立ってしまうような環境だということです。実行役2人だけで夫婦の殺害まで成し遂げることは現実的に可能なのでしょうか。

(元神奈川県警捜査一課長 鳴海達之さん)
「静かな場所だとやはり声を出されるのが一番怖いわけですよね。2対2だったら声を出しますよね。2人以上でやらないと2人の男女を首を絞めて殺害することは難しいんだろうと思います」

さらに、時間的な制約もあります。

殺害後、実行役2人と夫婦の遺体を乗せたとみられる黒い車が再びカメラに捉えられたのは、早朝4時ごろ。場所は遺体が遺棄された栃木県那須町でした。品川区の空き家から那須町までは車で2時間半かかるため、遅くとも午前1時半には空き家を出発する必要があります。暴行、殺害、血痕を洗い流すといった作業を全て実行役の2人で成し遂げるには“1時間半ほど”しか時間がありません。宝島さん夫婦と一緒に空き家に行った前田容疑者は「黒い車から出てきた男に襲われたので逃げた。空き家のガレージに入ったが、事件は知らない」と供述しています。また、“指示役”の佐々木容疑者も事件当日、空き家付近を歩く様子が周辺の防犯カメラに映っています。

(元神奈川県警捜査一課長 鳴海達之さん)
「現場に行った前田容疑者であり、関根容疑者であり、外を見張ってた佐々木容疑者なり、現場にいないと多分これはできない犯行です」

■関根容疑者の“不可解な動き”

もう1つ、足取りを検証してわかったのが、「関根容疑者の不可解な動き」です。

関根誠端容疑者は「空き家へは行っていない」と供述しています。ところが、実は宝島さん夫婦と前田容疑者が空き家へ向かう途中、一度、関根容疑者が合流していることがわかっています。しかもその後、合流した4人で空き家に向かったのではなく、関根容疑者だけ五反田駅周辺でレンタカーを降りたといいます。捜査関係者によると、関根容疑者はその後、近くに停めていた自分の車に乗り換えていて、空き家周辺の防犯カメラには、関根容疑者の車が映っていました。

(元神奈川県警捜査一課長 鳴海達之さん)
「普通に考えれば、この首謀者というのは現場にいちゃいけないんですよね。その犯行の時間帯のアリバイを自分で作るっていうのが普通の首謀者なんですが、関根容疑者の場合はどうしても気になったんじゃないでしょうか」

また事件後、不自然な“車の交換”も行われています。夫婦が暴行された後、それぞれ上野に戻ったとみられる関根容疑者と前田容疑者。捜査関係者によると、その際、前田容疑者は関根容疑者が乗っていたはずの車で帰り、関根容疑者は前田容疑者が乗っていたはずのレンタカーで帰っていたというのです。また関根容疑者はレンタカーで上野へ戻る途中、犯行を依頼した佐々木容疑者をピックアップし、車内で報酬を渡したとみられています。

現場周辺での、こうした“不可解な動き”。

今後、“首謀者”とみられる関根容疑者も殺人容疑で再逮捕されることになるのでしょうか。

■“首謀者”ら5人の殺人容疑での立件は?カギは「一本の線」

高島彩キャスター)
警視庁は平山容疑者以外の5人についても殺人容疑での立件を視野に捜査を続けているということですけれども、今後の捜査のポイントはどのような点でしょうか?

板倉朋希アナウンサー)
元神奈川県警捜査一課刑事・鳴海達之さんによると、カギは「1本の線」だと指摘していらっしゃいます。どういうことなのか、改めて今回の事件ですけれども首謀者・指示役・仲介役・そして実行役という接点が段階的だったというふうに見られています。新たに殺人の容疑で逮捕された仲介役の平山容疑者と接点があったのは指示役とされる佐々木容疑者、そして実行役とされる姜容疑者と若山容疑者だけです。関根容疑者とは直接的な接点はなかったというふうに見られているんですよね。元刑事の鳴海さんは首謀者と実行役が直接的な接点がなかったとしても、事前に殺して運べという指示である。だから役割に関係なく誰かが殺すということは分かっている、この共謀関係が1本の線に繋がれば実行行為を働いたものと同じ犯罪。今回で言うならば殺人容疑で全員が逮捕ということになると指摘されています。

高島彩キャスター)
実行役の2人が上がってますけれども、時間的に考えても現場にいたのは2人だけとは考えづらいというような感じですが…

ジャーナリスト柳澤秀夫氏)
直接誰が殺害したのか含めて全容はまだまだ分からないと思いますよね、取り調べで得られた供述を丁寧にすり合わせながら証拠を積み重ねて、やはり全容を一刻も早く解明してほしいなと思います。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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