ベルグソン「時間と自由」1 外延量と内包量

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「序の部分」と「第1章 心理的諸状態の強さについて」

「序の部分」

メルクさんの「時間と自由」について話したいと思います。この本の序の部分では、物質と記憶に関連する概念が多く登場します。代表的なものとして「延長」と「非延長」があります。ベルグソンは、広がっていないものを「質」、広がっているものを「量」とし、実質的なものを量に無理やり変換するとおかしなことが起こると指摘しています。この考え方は「創造的進化」にも関わっており、動植物の違いも「程度の違い」ではなく、「質的に違う」と述べています。物質や純粋記憶も質的に違うものであり、これはベルグソンの著作全般に通じる代表的なコンセプトです。

「外延量と内包量」

第1章では、感覚や感情が量で表現できないことから話が始まります。これをベルグソンは「質的事実」や「広がりのないもの」と表現しています。この質的なものを量的なものに変換することが問題であると述べています。具体的には、強弱と大小は異なるものであり、強弱が原因で大小が生じるとされていますが、その当時の通説では大小から強弱を因果関係として捉えていたことが間違いであると指摘しています。

ベルグソンは、大きさは含む・含まれないの関係であり、外延量と内包量に関連すると述べています。この区別により強さを「ない方針」に含めているが、量と述べる時点で強さを正しく捉えていないと考えられます。感覚や意識状態を測定可能な数や大きさにするのは間違った解決策であり、心理状態の強さが発信元であるとしています。物質と記憶における知覚も同様で、感覚が体内にあり、そこから知覚に伸びていき、その間にフィルターのような役割を持つ脳があると説明しています。

最終的に、ベルグソンは意識が私たちに感覚を与え、それが機械的活動(筋肉の動きなど)になると述べていますが、なぜ強さと大小に変換してしまうのかという問題に言及しています。この疑問が次の「深い感情」に関する説に繋がります。

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