プロの鍵盤ハーモニカ奏者 妹尾美穂さんの挑戦。世界最大規模・鍵盤ハーモニカフェスティバル！

鍵盤ハーモニカというと、殆どの方が小学生のころに授業で演奏したと思います。
その鍵盤ハーモニカのプロの演奏家が岡山シンフォニーホールで演奏会を開くことになりました。いったいあの楽器でどんな演奏をするのでしょうか。

ケースから取り出されたのは、多くの人が演奏したことのあるあの楽器ですが、少々仕様が異なります。

妹尾さん「これピアニカに見えるが…鍵盤ハーモニカ、子どもが使っているのは３２鍵、私が使っているのが通称大人のピアニカ、５個多いです、鍵盤が。子どもたちが吹くような鍵盤ハーモニカ、あんな感じの音色？お楽しみ、下さいませ」

底抜けに明るい鍵盤ハーモニカ奏者、妹尾美穂さん。
しかしひとたび楽器を構えれば・・・。

（♪ブリリアント）

妹尾さんは、大学卒業後小学校の音楽講師、ジャズピアニストを経てプロの鍵盤ハーモニカ奏者になりました。しかしなぜ、鍵盤ハーモニカなのか…。

妹尾さん「鍵盤ハーモニカは子どもが絶対出会う楽器、これは音楽の扉が開く瞬間なんですけど、なにか可能性があるということを提示できたらいいなと、ワクワクがこんなに詰まっているということが伝えられたらいいなと、鍵盤ハーモニカの魅力を伝えたいなと思って頑張っておりまーす、如何でしょうか～？」）

妹尾さんの持つ表現力とキャラクターにプロのピアニストも大きな魅力を感じています。

阿部さん「すごく強さもありやさしさも有り儚さもありというのが彼女と売りだと思う。その辺をピアノを弾く人間としてはサポートに徹するというところもあるし、妹尾さん大好きみたいになってますけど」

そんな妹尾さん、岡山シンフォニーホールの大ホールでコンサートを開くことになりました。
その名も、「世界最大規模・鍵盤ハーモニカフェスティバル」。オーケストラのメンバーとも共演します。

（よろしくお願いしまーす！）

弦楽器と鍵盤ハーモニカ、いったいどんな音を紡いでいくのでしょうか。

（♪くもりのち晴れ）

共演するのは岡山フィルハーモニック管弦楽団のメンバーたち。もちろん、鍵盤ハーモニカとの演奏は初めてです。

「こんなに鍵盤ハーモニカが可能性を秘めている楽器だったとは知らなくて」
「ストリングスとメインのメロディーが凄く中和されてまた躍動感が出たりして、また本番が楽しみです」

コロナで気持ちが晴れない今だからこそ、妹尾さんは音楽を通じて楽しんでもらいたいと願っています。

（妹尾さん「心が沈んでしまっては…元気が一番なのでなるべく芸術とか楽しいこと、ワクワクに触れて頂いて、皆さんと一緒の時を過ごしていただいて、その楽しい時を記憶に残してもらいたい」）

当日は小学生との共演、１５台の看板ハーモニカによる演奏も行われる妹尾さんのコンサート。
インターネットでの有料配信も行われる予定です。

（2021年8月4日放送）

RSKニュース：https://www.rsk.co.jp/news/
RSK山陽放送：https://www.rsk.co.jp/

■鍵盤ハーモニカ奏者 妹尾美穂さんのチャンネル
   / @mihopower_pianpa  

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