北欧対談㊹｜香取美智子さん（北欧ライフスタイルデザイナー）｜フィーカの時間

#スウェーデン #athomedesign #インテリアプロデュース #インテリアコーディネーター #心地よい空間 #ラーゴム

「LAGOM(ラーゴム)：心地よい暮らしのキーワード」

01:11 香取美智子さんのご紹介
07:28 インテリアとの出会い（幼少期）
18:43 インテリアへの興味（学生時代）
21:00 インテリアの仕事、北欧との出会い
26:40 北欧研究
29:34 北欧視察の実例紹介
35:50 LAGOM（ラーゴム）とは？
40:38 FAKA（フィーカ）とは？
45:45 インテリアプロデューサーのお仕事
47:25 インテリアプロデュースの実例（before & after）
56:00 ホスト今泉からの３つの質問（特別講座！）
01:03:55 おわりに（書籍の紹介）

インテリアプロデューサーとして１万人以上の部屋のインテリアを手掛けてきた香取美智子さん。築100年の日本の古民家で幼年期を過ごしたあと、父親の転勤で５年間暮らしたブラジルでの驚きは大きなものでした。日本とは全く異なるインテリアに遭遇し、インテリアによって人の気持ちが変わることを体験したのです。そのときの驚きや感動がその後の人生を方向づけ、今のキャリアへとつながったと言っても過言ではないでしょう。

忙しく働く香取さんが、ある仕事を通して北欧に出会ったのは、2011年のことでした。それまで、とりたてて北欧にこだわりを持っていたわけではない香取さんですが、「特別な人、裕福な人のためではなく、一般生活者の悩みを解決するものこそがデザインである」という北欧のデザイン観にすっかり虜になりました。以来、北欧現地に毎年赴かれ、一般家庭やオフィスを取材。その考え方は香取さんのお仕事の大きな軸となっています。現在はインテリアプロデューサーとして住まいやオフィス、医療・商業施設を手掛け、また講演や執筆を通して、一人ひとりの暮らしにおける心地よい空間づくりを提案しておられます。

香取さんの最新書籍「北欧の人たちが教えてくれた『心地よい空間』づくり」には、そんな暮らしのヒントがいっぱいつまっていますが、そのキーワードはスウェーデン語のLAGOM（ラーゴム）。日本語の「ほどほど」に近いニュアンスの言葉です。香取さんにとって、LAGOMなインテリアとは？　トークのなかで解説していただきたいと思います。

プロフィール
インテリアプロデューサー協会代表理事
北欧ライフスタイルデザイナー
At Home Design 代表

香取美智子 公式ホームページ
https://www.athomedesign.jp

青山学院大学卒業。大学卒業後、大手ハウジングメーカーなどインテリアコーディネートやリフォーム業務に携わったのち独立。これまでに手掛けた空間コーディネートは、住宅を中心に、オフィス・店舗・医療施設など、幅広い分野で約2,500件以上にも及ぶ。北欧の一般家庭やオフィスを１０年以上にわたり、取材・研究。その成果を、企業のブランディングや研修、エンドユーザー向けの講演、個人宅のインテリアプロデュースに反映し、日本各地から依頼が絶えない。
2024年４月８日「北欧の人たちが教えてくれた『心地よい空間』づくり」を出版