トラックへ自動で“荷積み” 開発から2年で実用化「時間当たりの処理能力上がる」(2024年4月9日)

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 「物流の2024年問題」が本格化するなか、これまで困難とされてきたトラックへの荷物の積み込みの自動化が始まりました。

 この技術では、フォークリフトや施設内などに複数のセンサーを設置することで、2台の無人フォークリフトが荷台の位置や高さを認識し、自動で荷物を積み込んでいきます。

 これまで有人フォークリフトが中心だった作業を一部無人化しました。

 物流大手の鴻池運輸と三菱重工グループが2年前から共同開発を進め、大型トラック1台に15分以内で積み込む実用化レベルでの運用が実現しました。

鴻池運輸 東日本支店 堀内芳人部長
「一定の作業能力のアップがはかれますので、時間あたりの処理能力が上がるということになりますと、自然と車両の滞留の削減につながると考えています」

 物流業界では、2024年問題による人手不足の深刻化が懸念されていて、人手不足を解消するための取り組みが相次いでいます。

 三菱重工グループの担当者は、今後は技術的な制約をさらに減らし、容易にシステムの導入ができるよう開発を進めていきたいと話しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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