子どもの窒息事故 起きたらどうする?

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東京都八王子市の私立幼稚園で4歳の男の子が給食で食べたブドウ(直径約3センチ)をのどに詰まらせて死亡した事故。万が一起きたときにどうすればいいのか、不安を抱く保護者は少なくない。応急処置について広島市消防局に聞いた。事故は9月7日午後、給食中に起きた。男児の苦しそうな様子に教諭が気づき、口に手を入れて背をたたいたが、はき出させることができなかった。男児は意識不明の状態で搬送され、約1時間半後に死亡。窒息死とみられている。のどや気管が完全にふさがれると数分で死に至ったり、脳がダメージを受けて障害が残る可能性がある。広島市救急救命士養成所の岸田正臣主査によると、1歳以上の場合、胸部を圧迫する「腹部突き上げ法」と背中をたたく「背部叩打法」があるという。「腹部」を優先して行うのが良いという。

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