【大阪府×大阪市立大学】ドローンで見る滝畑ダム～Takihata Dam Droneview

【大阪府×大阪市立大学】ドローンで見る滝畑ダム
　大阪府（環境農林水産部）は大阪市立大学（大学院工学研究科）と連携し、ドローンの活用を推進しています。今回、大阪府下最大の重力式コンクリートダム「滝畑ダム」をドローンで空撮・調査を行いました。初夏から初秋にかけての滝畑ダムをご覧ください。
＜動画の概要＞
　滝畑ダムは、大阪府河内長野市に位置し、堤長120.5m、堤高62mの曲線重力式コンクリートダムです。重力式コンクリートダムでありながら、その形は湖面に曲線状にはり出しているのが最大の特徴で、全国的にも非常にめずらしいダムです。この動画では、普段見ることのできない様々な視点から、ずっしりとした力強さと曲線の美しさを併せ持つ滝畑ダムならではの形をご覧ください。
　映像中のモーターボートは、上流から流れてくる枯れ木やゴミを取り除く作業のほか、湖面パトロールに使用します。また、ダム湖面には網場（あば）と呼ばれる枯れ木やゴミがダム堤防に入り込まないようせき止める「網」があり、モーターボートが網場を通過できるよう、通船口が設けられています。
　また、堤防の下流東側には、磨崖仏（まがいぶつ）と呼ばれる岩壁に彫った仏様がいます。この磨崖仏は、大正末期から昭和初期に6年余りの歳月をかけて、長野郵便局の初代局長の故夏目庄吉さんによって彫られました。当時ここには、大阪から高野山に抜ける道があり、多くの旅人が歩いていましたが、道が狭くて険しいことから、ケガをする人や亡くなる人がたくさんいました。心を痛めた夏目さんは、旅の安全祈願や亡くなった人の鎮魂のため、観音菩薩像（かんのんぼさつぞう）と地蔵菩薩像（じぞうぼさつぞう）を彫られました。
　この動画は、大阪府環境農林水産部（泉州農と緑の総合事務所みどり環境課および南河内農と緑の総合事務所滝畑ダム分室）が大阪市立大学大学院工学研究科の協力により制作しました。
　フリーBGM：DOVA-SYNDROME 航海 by 稿屋　隆
　滝畑ダムのことをより詳しくお知りになりたい方は、「バーチャル滝畑ダム探検」をご覧ください。
バーチャル滝畑ダム探検：http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/15...

#滝畑ダム #ドローン空撮