13年前の発砲事件 工藤会元幹部に無罪判決

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特定危険指定暴力団工藤会の元幹部が13年前、福岡県福津市の住宅に銃弾を撃ち込んだなどの罪に問われた裁判で、福岡地方裁判所小倉支部は13日、無罪の判決を言い渡しました。

判決によりますと、工藤会元幹部の内蔵成喜八被告(57)は13年前、実行役の組員らと共謀し、福津市にある建設会社の社員の自宅に5発の銃弾を撃ち込んだとして銃刀法違反などの罪に問われました。

判決で福岡地裁小倉支部は、「実行役らの供述は信用できない」と指摘した上で、「実行役との共謀が証明できていない」などとして、懲役12年の求刑に対し無罪を言い渡しました。

福岡地方検察庁小倉支部は「判決内容を精査し、適切に対応する」としています。

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