2017中心市街地探訪095・・富山県富山市

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富山県の中央に位置し、面積1,241.77㎢、人口417,988人(2017.6.30)の中核市で、富山県の県庁所在地。江戸時代、富山藩10万石の城下町として栄え、飛騨街道や北前船の航路などの交通網も整備された。また、薬業や和紙などの産業が奨励され、置き薬で販売する越中売薬は「薬の富山」として全国に知られるようになった。明治4年の廃藩置県の翌年に新川県の県庁が魚津から富山に移り、明治22年(1889年)4月の市町村制施行で、人口5万7千人の富山市が成立した。近年では、1996年に中核市に移行、2005年4月には近隣市町村と合併して現在の市域となり、平成27年(2015年)3月には北陸新幹線が開業し、富山と首都圏が新幹線で結ばれた。
静岡県西部地区からのアクセスは、東海道新幹線で米原まで行き、特急「しらさぎ」に乗り換え、米原から金沢まで約2時間、さらに北陸新幹線に乗り換え、金沢から富山まで約20分。静岡県中部、東部地区からは、東海道新幹線で東京まで行き、北陸新幹線に乗り換え、東京から富山まで最速で2時間10分。
中心市街地は、富山駅付近から富山城周辺までのエリア。
富山駅から南側に広がる中心市街地には、官公庁、オフィス街、商店街、歓楽街がかつての城下町のエリアに配置よく収まっていた。商店街を歩くと一部の場所には空き店舗が目立ち、その周辺に見られる再開発ビルは、まちづくりのための再開発とは疑問が残るものもあった。一方、建設途中の富山駅の高架化事業は、これからの富山に大きな変化をもたらすことになりそうだ。それは、今まで分断されていた路面電車が高架下で接続されることにより、南北の交通が活発化することが期待され、全国の路面電車が走る都市のお手本になるのではないかと思った。

【富山駅】
あいの風とやま鉄道とJR高山本線のほか北陸新幹線が乗り入れ、1日当たりの乗車人員は19,274人(2015年度)。駅は高架化工事中の在来線が北側、新幹線が2面4線の高架駅で南側に位置し、線路を挟んだ南北の行き来は改札外の地下道を利用する。駅ナカ商業施設は、新幹線高架下の東側に「きときと市場とやマルシェ」が入っている。北口を出ると、西側にライトレールの停留所、東側には路線バス、タクシー乗り場と一般乗降用スペースのあるロータリーがある。表玄関である南口の駅前広場の東側には、路線バスとタクシー乗り場のロータリー、新幹線高架下部分の西側には富山地方鉄道の路面電車の富山駅停留所がある。

【きときと市場とやマルシェ】
店舗面積1,300㎡、新幹線の高架下部分に食料品関係の店など約60店が入る商業施設で、北陸新幹線の開業と同じ2015年3月14日にオープンした。

【富山駅付近連続立体交差事業】
富山駅付近連続立体交差事業は富山駅を中心に、あいの風とやま鉄道線1.8km、JR高山本線0.7km、富山地方鉄道本線の1kmの区間を高架化する事業。現在は在来線の南側1面3線が既に高架化されていて、2020年の完成に向けて北側部分の工事が進められている。この事業と関連して、南北自由通路と東西自由通路の新設、駅ナカ商業施設の拡張のほか、高架下に路面電車を通すなど高架化の利点を最大限に活かす計画となっている。

【アーバンプレイス】
地下1階、地上14階建てで、富山市文化芸術ホール「オーバード・ホール」のほか、地下1階から地上2階までに店舗、3階と4階に北陸電力エネルギー科学館「ワンダー・ラボ」、5階から13階までに事務所、14階にはレストランが入る複合ビル。

【北陸電力本社】

【タワー111】
地下1階、地上22階建て、高さ111mの超高層ビルで1994年に完成した。地下1階から地上4階までには店舗、レストラン、ホール、ギャラリーなどが入り、5階以上のフロアは事務所。

【北日本放送】

【富山ライトレール富山港線】
富山駅北から岩瀬浜までの13駅、延長7.6kmを25分で結ぶ路面電車。以前この路線はJR富山港線で、沿線人口4.5万人の赤字路線。ライトレール開業後は、そのような状況から一変してJR時代の3.5倍もの乗降数を記録し、近年でもその数は増加傾向にあり、2015年度の1日当たりの利用者数は5,616人。富山駅北から奥田中学校前までは併用軌道を新設したが、その他の区間は従前の専用軌道を生かし、コストを抑えた形で路面電車化して2006年4月に開業した。

【富山地方鉄道路面電車】
南富山駅前から富山駅までを結ぶ1系統、南富山駅前から大学前までを結ぶ2系統、環状線である3系統の三つの路線がある。いずれの路線も中心市街地を走行し、運賃は一律200円(小人100円)、日中でも5分間隔で運行されている。

【電鉄富山駅】
富山地方鉄道本線と不二越線、上滝線が乗り入れ、1日当たりの乗車人員は4,078人(2015年度)。駅は3面4線の地上駅で、ホームは東側、駅舎は西側に位置し、駅ビルのエスタと直結している。

【エスタ】
店舗面積3,565㎡、地下1階から地上11階までを営業フロアとする駅ビルで、専門店から飲食店のほか、上層階には富山地鉄ホテルが入っている。

【マリエとやま】
店舗面積8,312㎡、地上1階から7階までを営業フロアとするJR西日本の関連会社が運営する商業施設で、ファッション関係の店舗を中心に、レストランやカフェのほか富山県旅券センターなども入っている。

【富山ステーションフロントCiC】
地下1階、地上15階建て、延床面積31,918㎡、総事業費107億円の再開発ビルで、1992年にオープンした。地下1階から地上6階までのフロアには、専門店、飲食店、とやま市民交流館、図書館、8階から14階には富山エクセルホテル東急の客室、最上階の15階にはレストランが入っている。オープンしてから10年後の2002年にテナント収入の減少による経営悪化で運営会社の富山駅前開発が破綻し民事再生手続きが開始され、その後、経営再建策の一つとして空きフロアに公共施設などが入った。

【桜町一丁目4番地区市街地再開発事業】
地上18階建て、延床面積23,166㎡のビルに、店舗、ホテル、分譲マンションが入る計画で、2017年度末までの完成に向けて、現在建設工事が進められている。

【城址大通り】

【NHK富山放送局】

【富山市役所】
中心市街地のほか天気が良ければ富山湾や立山連峰なども一望できる地上70mの無料の展望塔がある。

【富山県民会館】

【富山城】
戦国時代は佐々成政の居城、江戸時代は越中前田氏が13代にわたり藩主を務め、明治の廃藩置県を迎えた。現在見られる天守閣は、昭和29年(1954年)に再建された鉄筋コンクリートの模擬天守で、富山市郷土博物館が併設されている。

【富山県庁(富山県)】
富山県は本州の中央北部に位置し、面積4,247.61㎢、人口は宮崎県に次ぐ全国37番目の1,057,291人(2017.6.1)。江戸時代は加賀藩の領国だったが、嘉永16年(1639年)に婦負郡と新川郡の一部が富山藩に分封され、明治4年の廃藩置県で富山藩は富山県、明治9年には富山県が石川県に編入されるという時期もあったが、明治16年(1883年)に再び富山県となった。医薬品、アルミサッシの出荷額などの産業面と勤労者世帯の実収入、持ち家率などの居住水準は全国トップクラスを誇り、住みよい県としても知られている。県庁所在地の富山市のほか高岡市、魚津市など10市4町1村で構成されている。

【北日本新聞】

【富山丸の内合同庁舎】

【富山国際会議場】

【桜木町(歓楽街)】

【ユウタウン総曲輪】
地下1階、地上9階建て、延床面積10,587㎡のA棟と、地上9階建て、延床面積14,999㎡のB棟のほか、地上6階建ての住宅棟からなる複合ビルで、再開発事業として2016年6月にオープンした。ビルには、専門店から飲食店、温浴施設、ホテルのほかシネコンの「J MAX THEATERとやま」などが入っている。

【浄土真宗本願寺派本願寺富山別院】

【総栄通り】

【総曲輪通り】
東西約260m続く全蓋式アーケードが掛けられている商店街。明治時代初期に富山城の外堀が埋められた後、浄土真宗の別院が建てられ、その門前町として出来たのが始まりで現在に至っている。

【総曲輪フェリオ】
店舗面積30,800㎡、地下1階から地上7階までを営業フロアとする商業施設。地下1階から地上6階までのフロアには百貨店の「大和富山店」、地上1階から3階までの一部と7階フロアには「フェリオ専門店街」が入っている。

【中央通り】
総曲輪通りから東側へ約470m続く全蓋式アーケードが掛けられている商店街。

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