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JMeter 5.0におけるXPath Extractorを利用して、HTMLレスポンスから「ni」値を効果的に抽出する方法を学びましょう。
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JMeterでのXPathを使用して「ni」値を抽出する

Apache JMeterは、パフォーマンステストと機能テスト用に設計されたオープンソースのツールです。その強力な特長の一つは、XPath Extractorを使用してHTMLレスポンスを解析できることです。このブログでは、JMeter 5.0でXPathを使用してHTMLレスポンスから「ni」値を抽出する方法を学びます。

XPath Extractorの理解

XPath Extractorは、JMeterのポストプロセッサであり、XPathクエリを使用してXMLまたはHTMLレスポンスから値を抽出できます。手順に入る前に、XPath式の基本について理解しておいてください。

JMeterで「ni」値を抽出する手順

テストプランにXPath Extractorを追加する:

テストスクリプトを実行した後、HTTPリクエストサンプラーを見つけます。

サンプラーを右クリックし、追加 > ポストプロセッサ > XPath Extractorに移動します。

XPath Extractorを設定する:

名前: 明確にするためにXPath Extractorの名前を変更します。例:「Extract ni Value」。

適用先: 希望するHTMLレスポンスがある場所に応じて、「メインサンプルのみに適用」または他のオプションを選択します。

XPathクエリ: 「ni」値を見つけるためのXPathクエリを入力します。例えば、HTML構造が以下のような場合:

「このテキストまたはコードスニペットを表示するには、ビデオをご覧ください」

XPathクエリは //div[@id='user-info']/span[@class='ni']/text() になります。

参照名: 抽出された値を保存するための変数名を割り当てます。例: niValue。

抽出した値の使用:

XPath Extractorによって抽出された値は、変数名 ${niValue} を使用して後続のリクエストやアサーションで参照できます。

使用例
全体のプロセスを示す例を加えましょう：

HTMLレスポンス:

「このテキストまたはコードスニペットを表示するには、ビデオをご覧ください」

XPathクエリ:

「このテキストまたはコードスニペットを表示するには、ビデオをご覧ください」

設定:

参照名: niValue

XPathクエリ: //div[@id='user-info']/span[@class='ni']/text()

この設定は、JMeterに対して指定された span 要素からテキスト値「12345」を抽出し、それを niValue という変数に保存するように指示します。

結論
JMeterのXPath Extractorを使用することは、HTMLレスポンスから必要な値を解析し抽出するための有用なテクニックです。正しいXPathクエリを使用することで、必要なデータを効率的にキャプチャし、テストプラン全体で利用でき、パフォーマンステストの堅牢性を向上させることができます。