【熊本】いきなり「路面電車化」する!? ローカル私鉄「熊本電気鉄道」に乗ってみた

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人口73万を擁する政令指定都市・熊本市は、熊本県の県庁所在地であり、九州では福岡市、北九州市に次ぐ第3の規模の街です。

同市を走る鉄道としてはJR豊肥本線や熊本市電などがあり、両者ともに市の動脈として通勤・通学輸送が行われています。しかし陰に隠れがちな存在として「熊本電気鉄道」も走っています。

熊本電鉄は「菊池線」と「藤崎線」の二つの路線を持っており、合計12.9kmを有する鉄道会社です。
上熊本・藤崎宮前という二つのターミナル駅から、北熊本駅で合流して御代志駅(合志市)までを結んでいます。1986年(昭和61年)までは御代志よりも先の菊池駅(菊池市)まで路線が延びていたため、地元では「菊電」と呼ばれることもあります。

菊電の利用者はJR線や市電と比べてそこまで多くありませんが、これは二つのターミナル駅の位置が関係しています。
上熊本駅はJR・市電と乗り換えられるものの市街地の中心から離れています。一方の藤崎宮前駅は、熊本市の一大繁華街である「上通」が近いですが、他の鉄道路線や路面電車と乗り換えられるわけではなく、上通まで徒歩10分ほどを要します。

そもそも車社会である熊本において、接続路線に恵まれず経営が安定しない菊電ですが、それでも1日に6千人以上もの人が利用しています。
もし鉄道が廃線になってしまうと、今まで電車を使っていた人たちが、より輸送力の低いバスや自家用車を利用するようになり、道路が今以上に混雑してしまうおそれがあります。

全国の政令市の中で最悪と言われる道路渋滞を抱える熊本都市圏にとって、熊本電気鉄道・菊電は重要な交通インフラなのです。

さて、同鉄道には全国的にも珍しい場所があり、鉄道ファンにはよく知られています。藤崎線の、藤崎宮前駅と黒髪町駅の間にある併用軌道区間です。
併用軌道は、路面電車のように道路に線路が敷かれ、自動車などと列車とが並走する区間のことです。
路面電車であればこうした区間があるのは当たり前ですが、普通鉄道で併用軌道になっている場所があるのは非常に珍しく、他には神奈川県の江ノ島電鉄の例しかありません(京阪京津線は軌道線)。
かつては普通鉄道の併用軌道は全国で見られましたが、道路の交通量が増えるにつれて数を減らしていきました。熊本電鉄の併用軌道は、道路の交通量があまり多くないため運よく現在も残されています。

0:00 上熊本駅
2:39 菊池線(上熊本~北熊本)
6:25 北熊本駅
7:41 菊池線(北熊本~御代志)
11:04 御代志駅
14:13 藤崎線(北熊本~藤崎宮前)
16:46 藤崎宮前駅
18:31 併用軌道区間
21:10 熊本電鉄(菊電)の現状

この動画では、フリー動画サイト「DOVA Syndrome」からダウンロードした以下のBGMを利用しています。(作曲家名は敬称略)

World Heritage 作曲:雨宮
https://dova-s.jp/bgm/play3881.html

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