鋸山を登る　②関東ふれあいの道・車力道周回コース

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②鋸山（千葉県）を登る　関東ふれあいの道・車力道周回コース

カミュのシーシュポスの神話は確かに不条理であるが
これが人生の真理じゃないかと思う。

神々がシーシュポスに科した刑罰は石の持って山を登り、
登り切った頂上でその石を下へ落下させ、
またそれを持って登る。
この無意味な行為の連続。
そもそも私たちの人生なんて不条理でしかない。

その行為の無意味さだが、
意外とこの無意味な行為がハマる。
サーフィンだってセットを求めアウトにでて
波に乗って、またアウトにでる。
この繰り返し。
お日様は東から昇り、西に沈み。
この繰り返し。

それをランボーは永遠と呼んだ。
この繰り返すのサイクルに入ると永遠になる。
会社だって
朝出社し、夜に帰宅する。
この繰り返しに永遠があるが、それが止まった時、死を迎える。

山を登るという行為はこの永遠の生を得る行為。

〜みつけたなにを？永遠を。

で、
今回は雨でまったく行けてなかったのですが
千葉県、地元です。
鋸山を登ってきました。
329mの低山ですが、採石で切り出された山が
石舞台として壮観で、見どころあり
登りごたえがあるコースでした。

登って降りての繰り返し。
還暦過ぎて週一の低山

「永遠」モードです。

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