🎶酔歌・・・追伸🎤吉幾三師匠🎤進🐰(原曲)

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北の雪降る海風を受けて
夢を語った津軽(ふるさと)の海よ
吹雪く中でヨくちずさむ唄は
父が教えたソーラン節よ

青い空とヨ菜の花の畑ヨ
春の風とヨ故郷(ふるさと)を捨てた
老いたおふくろ立ちつくす駅は
雪がぱらつく青森の駅よ
惚れた女が18で死んだよ
都会(まち)のはずれでひとりで死んだ

秋の雨にヨむなしさの衿を
立てて歩いた新宿の街よ
言える苦労は苦労とは言わぬと
胸に秘めたる死ぬまで胸に
酒に溺れて眠りつく夜は
遠い昔が涙でくもる

ぽつりぽつりと降り出した雨に
男は何故か女を想う
ひとりひとりで飲みだした酒に
夢を浮かべてこの胸に流す

ヤーレンソーランよ都会の隅で
ヤーレンソーランよ今夜も酒を

風に風にヨ暖簾巻く風にヨ
遠い故郷(くに)のヨ父親(おやじ)
を想う

ふらりふらりと居酒屋を出れば
冬の近さが心に吹くよ
ヤーレンソーランよ雨から霙(みぞれ)
ヤーレンソーランよ今夜も酒を

ふわりふわりと降り出した雪に
この手当てればおふくろを想う
わびて合わせる右の手と左
酒が降らせた男の涙
ヤーレンソーランよ積り行く雪に
ヤーレンソーランよ今夜も酒を

ヤーレンソーランヨ積り行く雪に
ヤーレンソーランヨ今夜も酒を

作詞・吉幾三
作曲・吉幾三

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