空虚感とは何か~破滅願望、怒り、自責

Описание к видео 空虚感とは何か~破滅願望、怒り、自責

このチャンネルのメンバーになって、コンテンツ制作にご協力ください
オンライン自助会、家族会もやっています
   / @masudatherapy  

資料など
https://wasedamental.com/20240909-2/

トラブルがあったとき
https://crimson-panda-f74.notion.site...
よくわからないこと、聞きたいことがあれば、こちらにお問合せください。
運営スタッフより、返信いたします
[email protected]

◆iPhone(ブラウザ)からのメンバーシップ入会方法
Safari    • iPhone(Safari)からのメンバーシップ登録方法  
Google Chrome    • iPhone(Google Chrome)からのメンバーシップ登録方法  

【プレミア放送時のお願い】
チャット欄での名指しの挨拶および個人間の会話はお控えください。

◆お仕事の依頼はこちらから [email protected]
◆質問や企画についてはこちらから https://forms.gle/jryU4Mk9NFS66r4b8
◆「親を憎むのをやめる方法」など多数書籍あります
https://amzn.to/45IJNFB
https://amzn.to/3ODfOqW

◆2nd Ch
   / @wasedamasuda  

◆益田のAI:GPTs
https://chat.openai.com/g/g-F3vsvlW7J...

◆メンタルヘルス大全動画一覧
https://note.com/wasemenblog/n/nd8161...

00:00 OP
00:39 心は「脳」
06:07 空虚感
18:31 本日の宿題

本日は「空虚感とは何か」についてお話しします。
空虚感がもたらす破滅願望だったり、他人への怒り、自責的な思い、そこのところもお話するとともに、どういう風に治療していくのかということもお話できたらなと思います。

◼︎心は「脳」

まず、精神科医としては当たり前なんですけど、世間の常識としてはあまり当たり前じゃないかもしれない、心は脳であるということ、心は脳なんです。
だから生まれつき何を考えるかというのは決まってたりするんです、遺伝子で。
僕らには自由意志があるようでほとんどないんです。
こう考える、こういうことを考える、こういうことを思う、というのは、だいたい遺伝子で決まってたりします。

もちろん生まれの問題、育ちの問題、両方あるんです。
どういう文化に属してるのか、どういう言語が一番最初にインストールされるか、母国語は何か、かつていた環境、今いる環境はどんな環境なのか、トラウマ、生育歴の影響も受けるんです、性格とか色々考えるときに。
でもやはり生まれの要素も強いなという感じです。

まだまだ研究段階でわかってないんです。
例えばIQの問題、知的能力ですね、IQの問題というのはどれくらい生まれによるのかということです。
子どもの時にどういう環境にいたのか、どういう風な学習経験を積めたのかによってIQも変動はするんですが、やはり遺伝的な要素も大きいと言われたりしています。

どれくらいの割合かというのは難しいんです。
ふりかけご飯を考えた時に、ふりかけご飯ののりたま味と鮭味があった時に、科学的に考えるとほぼ一緒なんです、成分は。
だけどちょっと香料が違う。
かき氷のいちご味とメロン味の違いみたいなもので、ほぼ成分は一緒みたいな、ただ香りが違うだけみたいな。
ふりかけご飯も一緒です。
だけど人間が体感した時は全く別のものとして体感できるわけです、僕らがご飯を食べた時やかき氷食べた時とかと同じように。
だからあまりどっちがどうですかと言っても意味ないなという感じはします、知的能力。

IQテストとは何かというと、①言語能力、②知覚推理(パズルを解く力、勘の良さ)、③ワーキングメモリー(記憶力に関係するもの)、④処理速度(頭の回転の速さ)、大きくこの4つを測るんですけど、人間の能力はそれだけじゃないんです。
我慢強さ、誠実さ、人を信じること、ビジネスで成功するのはIQだけでは決まらないと言っていて、そういう知的能力で測れないけど重要な能力のことを非認知能力と言ったりするんです。
認知しにくい能力です。
知的能力、IQは認知能力と言ったりして、それ以外の力、やり切る力、グリット、そういうのを非認知能力と言いますけど、こういうのもあります。

非認知能力の中に精神医学ではこのパーソナリティ機能というのも考えたりします。
難しいね。

心は脳です。
脳というのはすごい多くのパラメーターがあるんです。
これができる、これができない、色々なパラメーターがあるんです。
音楽の才能とか。
音楽の中でもリズム感の才能もあれば、絶対音感みたいなパラメーターもあるだろうし、ビートとか。
音楽と言っても歌がうまいというのもあるし、運動神経っぽいところもあるし、色々な能力のパラメーターがあるわけです。
現代社会で注目している能力は、その色々な能力の中の一部だったりします。

僕なんか運動神経悪いからね。
原始時代だったら僕がもう障害者という感じです。
本当に発達障害とか言われていたと思います。
今だから頭がいいことが役に立ってますけど、現代だから。
原始時代だったら僕なんか運動神経悪いから、他のガリ勉野郎ですから、村からはいらない子という扱いをされてたと思いますけど、でもそういうことがあります。
現代においては知的能力が中心で重視されてるけれども、本当は人間の知的能力のパラメーターっていっぱいあるんです。

いっぱいあるパラメーターの中で、パーソナリティ機能というところを精神医学の中では注目してたりしますよ、と。
その中で色々あるんです。
自己機能や対人機能など色々ある中に、精神病的なパーソナリティの要素というのがあって、その中にボーダーラインのような要素、境界性パーソナリティ症の人たちの持つ要素みたいなところもあって、それもスペクトラムなんです。

つまり、身長が高い人低い人だけがいるんじゃなくて、ボーダーっぽさ、何となく空虚感を感じやすい、見捨てられ不安を感じやすい、これもスペクトラムなんです。
多い少ないというか、多い人はめちゃくちゃ多いし、小さい人は小さいという感じなんです。
この空虚感についてちょっと僕考えてみたという感じです。

◼︎空虚感

精神科とは、うつ病、統合失調症、双極性障害など何か異常事態が発生するというものもあれば、発達障害、不安障害みたいな感じで、ある種の能力が他の人よりも劣っているがために社会生活が困難というパターンもあるんです。

空虚感に関しては生まれつきの要素もかなりでかいということです。
自己破壊願望や空虚感とは何かという時に、多くの人は色々なこと、患者さんたちというのは、この満たされない空虚感、幸せになれない感じ、このうつっぽい感じ、生きていても仕方がないというのは、こういう環境やトラウマのせいにしたり、他人のせいにしたり、今の環境のせいにしたり、もしくは自分のせいにしたりするんですけど、そういうものとはまた別に生まれつきの元々持っている空虚感みたいなのがあったりします。

こういう人たちは、女の人だと境界性パーソナリティ症みたいな感じで、リストカットしたり、ボーダーみたいな形になったり、そういう人たちです。
見捨てられ不安があって、情緒不安定な今どきだったらメンヘラ女子と言われるような感じになってしまうし。

男の人もいるんですよ。
男の人だとあまり空虚感というのはカッコ悪いから言えないんです。
自分の中にある空虚感を言えないので、ギャンブル依存になったり、アルコール依存になったり、逆に犯罪者みたいになってしまう、性加害者になってしまう、そういうことも多いです。

満たされなかったりする。
こういう人たちは、アルコールもそうだし、LSDなどサイケデリックなドラッグ、大麻、そういうものの時にすごい満たされた感じがして、一体感を初めて感じられるみたいなこともあったりするんです。

僕はラッパーが好きなんですけど、ラップ音楽を聴いたりして、僕は音楽のセンスがないんですけど、歌詞を読みながら聴くんですけど、やはりこの感じ、空虚感がある人たちを見たり、親密感をなかなか感じられない人を見ると、生い立ちの問題だけではなくて、やはりこういうボーダビリティみたいなものがあるなという風にいつも思います。
男の人のボーダーってこんな感じだよな、と思いながら音楽を聴いたりしています。
これは意外とみんなが知らないことなんじゃないかなと思いました。

一昔前は境界性パーソナリティ障害はすごく差別的な意味があって、病院でも、僕も医者になりたての頃は、病院のブラックリストじゃないですけど、この人はボーダーだからという形でチェックが入っていました。
この人はボーダーだから対応をどうしようかとチェックしてました。
逆に付けるのが申し訳ない、かわいそうじゃないかということで、双極性障害やトラウマ、発達障害の人だという言い方、境界知能だみたいな言い方をすることもあったし、数年前まではそういう話も僕はしてたと思うんです。

でもやはりADHDの人が持つ衝動性や感情の不安定さと、ボーダーの人のやつは少しだけ違うんだよね。
質が何となく違うんだよね。
何となく違うというか。
それはふりかけご飯の差なのかもしれないけど、ちょっと違う。
双極の人の空虚感ともちょっと違うし、複雑性PTSDの人が持つ空虚感、攻撃性、満たされない感じともちょっと違うなと思ったりします。
それがどう違いますかと言われたら臨床的な感覚なので何とも言えないですけど、でもまぁそういうことです。

すごく満たされている、親も愛情を注いでくれて、学校の成績も良くて、家も貧乏じゃなくて、何というか学校の成績も良くて、友達もたくさんいて、恋人も優しいのに空虚である人っていますよね?
他の人からは、何言ってんの?と言われたりするんだけど、本当に空虚なんです、そういう人って。
可哀想なんだよね。
満たされない感じ、この感じというのがあるんです。
本当に満たされない。
ギャンブルしてる時だけ満たされている、ちょっとぽいよねという人がいるんです。
芸能人に多いです。
芸能人やインフルエンサー的な人たちの中で。
でも人口の1.6%くらいは境界性の人たちだし、生涯のうちに診断基準を5%くらいの人が満たすし。
さっき言ったボータビリティという話、スペクトラムですから、自傷行為やそういう問題行動はなくて、診断基準は満たさないけれども空虚さが強い人というのがいるので、何かありますね。
色々な問題が解決しても、空虚感が取れない人たちって結構いるんです、という話です。

僕も色々インターネットやSNSを見ていく中で、ボーダーという診断がついていないんだけれども、ボーダーの人たちに傷つけられた人、現在進行形でボーダーの人が傷ついたり、却って誰かを憎んでたりすることが多いなとコメント欄を見ていて思うんです。
それは僕の動画だけじゃなくて、他のやつを見ても。
そういえばこの話ももうちょっとオープンに喋った方がいいのかなと思って喋ってるという感じですけど。


★動画の文字起こしはこちらのnoteに【全文掲載】されています。
https://note.com/wasemenblog
(文字起こし自体がない動画もあります)

Комментарии

Информация по комментариям в разработке