国会会期末迫る 岸田総理の命運握る5日間 自民党内からは事実上の“退陣要求”も【news23】|TBS NEWS DIG

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国会は会期末まで1週間を切りました。自民党内からは岸田総理への事実上の「退陣要求」が飛び出す事態になっています。

■麻生派の中堅議員が責任論に言及 岸田総理は「謙虚に受け止めねば」

立憲 青柳陽一郎 衆院議員 
「身内であるはずの自民党議員や地方議会、連立パートナーの公明党からも、公然と退陣要求や批判が出ています。これもう政権末期ではないですか」

岸田文雄 総理
「御指摘のような様々な声が、党の内外からある。このことは謙虚に受け止めなければならないと思います」

岸田総理が17日の国会で「謙虚に受け止めねばならない」と答弁したのは、身内である自民党の国会議員の“ある発言”があったからです。

自民 斎藤洋明 衆院議員
「私は今現在、自民党のリーダーが責任を取ったということにはなってない状況だと思っています。次の総裁選に、もしもしっかり改革の出来る候補が出てこないのであれば、今度は我々若手・中堅の中から誰かが手を挙げるべきだと思ってます」

16日、麻生派の中堅議員が「政治とカネ」の問題への国民の批判が高まっていることを受けて、岸田総理の責任論に言及。事実上の“退陣要求”を行ったのです。

しかし、これに対して、岸田総理は政権運営への“意欲”を強調しています。

また、政治資金規正法改正案をめぐって、与党は18日の委員会で採決したい考えです。

野党はこの方針に反発を強め、内閣不信任決議案の提出に向けた調整を進めていて、与野党の攻防は最終局面に入っています。

■維新が政治資金規正法の改正案に反対する方針 岸田総理の打つ手は?

小川彩佳キャスター:
まず維新が、政治資金規正法の改正案に、参議院では反対する方針という速報が入ってきました。

ジャーナリスト 星浩さん:
旧文通費をめぐって、自民党の対応が不誠実だということで反対しています。岸田さん側からすると、維新を取り込んだと思っていたのですが、維新が離反するということで、会期末はさらに波乱含みということになりますね。

小川キャスター:
そして、野党だけでなく、ついに与党内からも事実上の退陣要求ということですが…。

ジャーナリスト 星浩さん:
17日から、会期末の23日までの5日間は、岸田さんにとって命運を握る5日間になると思います。内閣不信任案や党首討論が予定されていますが、実はこの1年ぐらい、この6月にかけて、岸田さんはいろんなことを仕掛けてきました。定額減税や賃上げ、それから“訪米・外交の岸田”をアピールするなどです。

それで政治資金規正法の改正案で、少しは人気を取り戻したいということだったのですが、すべて上手くいかず、支持率は低迷したままになっているわけですね。

小川キャスター:
となると、岸田総理としては次の手はあるのでしょうか?

ジャーナリスト 星浩さん:
自民党が敗北必至、政権交代の可能性もあるので、解散という手はなかなか打ちづらいです。

もし岸田さんが解散を見送って、今度は総裁選挙に出ることにシフトすると、これはしかし、なかなかそう簡単ではありません。

たとえば岸田さんが総裁選挙に出ても、党内の支持を集められるとは限らず、実は自民党68年の歴史で現役の総理が敗れたのは1回しかないです。福田赳夫さんが1978年に敗れただけで、岸田さんは第2の福田赳夫さんになってしまう可能性もあります。

もう一つは3年前の菅義偉さんのように、総裁選挙に出ても勝ち目なしということで、不出馬に追い込まれて退陣をするという事態になりかねません。岸田さんにとっては、まさに茨の道が待っているということだと思います。

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<プロフィール>
星浩 さん
TBSスペシャルコメンテーター
1955年生まれ 福島県出身
政治記者歴30年

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