日本近海を警戒監視する最新鋭哨戒機P1 24時間365日絶え間なく行う任務とは? 鹿児島 (24/01/19

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鹿児島の近海でも中国軍が活動を活発化させる中、海上自衛隊鹿屋航空基地で活躍する哨戒機「P1」に、今回初めて鹿児島のマスコミに搭乗機会が与えられました。その任務を徹底取材です。

2024年1月9日。海上自衛隊鹿屋航空基地で、新年の恒例行事「初訓練飛行」が行われました。

毎日24時間休むことなく、日本近海の警戒監視活動にあたっている鹿屋航空基地ですが、毎年、新年の節目に全ての部隊が集まり、決意を新たにする「初訓練飛行」を行っています。

海上自衛隊第1航空群・大西哲群司令
「初訓練飛行、かかれ!」

号令とともに、隊員が次々に航空機へと乗り込みます。

鹿屋航空基地には、艦船に搭載するヘリコプターの搭乗員を育てるための教育部隊と、国防の最前線で活動する実戦部隊があり、その裏で何百人もの隊員たちが運用や整備で安全を支えてます。

今回取材するのは、実戦部隊である「第1航空隊」。任務に使う哨戒機P1は、2019年に鹿屋航空基地に配備され、今回初めて鹿児島のマスコミに搭乗の機会が与えられました。

P1の「P」はパトロールの頭文字。東シナ海を中心とした日本近海に、不審な船がいないかなど警戒監視活動にあたります。

また、「海の忍者」と言われる潜水艦を発見するのも大事な任務です。

第1航空隊は、2023年に開催された世界規模の演習に日本代表として参加し、潜水艦を発見、追尾、攻撃する訓練では出場5カ国の中で、チャンピオンに輝くなどその実力も折り紙付きです。

鹿屋支局・春山たかよ記者
「撮影は一切できないのですが、機内には見たことのないような機材や計器がずらりとならんでいます」

搭乗員は特殊なレーダーやソナーなどの機器はもちろん、目視でも不審な船がいないか確認します。

搭乗員は膨大な数の船の特徴を記憶していて、船を見ればどこの国のどんな船か分かるため、不審な船を見つけ出すことができるといいます。

また、天井には棒が取り付けられていて、暗い機内を移動するときに使います。

目を暗闇に慣らし、目視で船を確認できるようにするため、夜間は機内を真っ暗にしているそうです。

機内には最大10時間にも及ぶフライトに備えて簡単なキッチンや、お手洗いもあります。

海上自衛隊第1航空群・大西哲群司令
「世界の情勢に危機感を持っている。我々が担当する東シナ海はそういったことが一番顕著に現れる場所なので、兆候を察知してすぐに対応できる気持ちで今年1年を過ごしたい」

東シナ海への出動は非常に多くなっているということで、実際に、屋久島沖の日本の領海内を中国軍の測量船が通過するなど、私たちの身近でも領海侵入は相次いでいます。

国際情勢が目まぐるしく変わる中、P1はきょうも空から日本の海を見守っています。

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