【能登半島地震】水が出ない故郷で…音色に載せる復興への思い 被災地のピアニスト・西村広文

「水が出ない“故郷”で　音色に乗せる復興への想い」
能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県七尾市。
水も出ず、なかなか復旧も進まない能登半島でニュース取材を続ける中、テレビ大阪の取材班は一人のピアニストと出会いました。
七尾市出身の西村広文さん（41）。作曲や編曲も多く手掛け、ミュージカル『えんとつ町のプペル』の大阪公演にも携わるなど、ピアニストとして幅広く活動している西村さんは、ちょうど帰省していたタイミングで被災。母と祖母を背負って逃げ、2週間の避難所生活を余儀なくされました。今も大阪と七尾市の二拠点生活を送っているといいます。

西村さんがピアノの音色に乗せる復興への想い。被災地から全国へ届けるメッセージをぜひご覧ください。

【ドキュメンタリー７】
「目立たずとも私たちの生活に多大な貢献をしている人たち」、「社会的に弱い立場の人に寄り添い、一緒に歩む人たち」。日頃のニュース取材の中で見つけたそんな人々にスポットライトをあてたドキュメンタリー番組です。
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石川県七尾市では最大震度６強の地震が発生し、1万棟以上の家屋に被害が出ました。七尾市出身のプロピアニスト、西村広文さんは地震で被災し、家族と共に2週間の避難所生活を送ったということです。初日は食事も布団もなく、厳しい状況で過ごしました。

西村さんは大阪でピアニストとして活動していますが、地震後は故郷と大阪の対照的な状態を目にし、被災地での時間の止まりを感じています。地元の小学校で避難所生活をした西村さんは、避難者のために演奏会を開催し、音楽で人々を勇気づけました。

七尾市では現在も断水が続いており、全面復旧は4月以降の見込み。西村さんは被災地の現状に心を痛めつつも、音楽を通して支援を続ける決意を新たにしています。

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