名古屋大学【一番わかりやすい量子論】アインシュタインも納得しなかった量子論の不思議

今年のノーベル物理学賞は「量子もつれとベルの不等式の破れの実証実験」という功績に対して贈られます。ふつうの市民の方がそう聞いても何のことだかわからないかもしれませんが、じつはこれは、今から90年ほど前にアインシュタインが量子力学は信じられないと言って考え出した問題に対して、量子力学が正しい、アインシュタインが間違っていた、という決着をつけた業績です。アインシュタインも納得できなかったという量子の世界を垣間見せるようなお話をしたいと思います。

★あいちサイエンスフェスティバル2022サイエンストーク
図書館サイエンス夜話「アインシュタインも納得しなかった量子論の不思議」
　2022年11月2日（水）18:30～19:45 @名古屋市鶴舞中央図書館
　名古屋大学大学院情報学研究科　谷村省吾 教授

0:00:00　司会者あいさつ
0:01:13　自己紹介・今夜の話題
0:05:46　量子論って何？　ミクロの世界って？
0:13:00　電子のダブルスリット実験、波動の干渉効果
0:20:26　量子論の不思議、EPR論文
0:28:53　「偏光」、これを量子力学はどう説明するか？
0:36:54　光子の偏光測定器、測定データの最終処理
0:43:30　CHSHの不等式の証明、量子論では・・・
0:47:27　量子もつれ
0:50:31　CHSHの不等式のどこが間違っていたのか？
0:53:00　ノーベル物理学賞受賞者の実験紹介
0:58:44　まとめ：教訓
1:03:54　質疑応答

＃ノーベル賞　#物理　#量子