「不動産鑑定書の読み方」講座９ 更地の「一般的要因の状況」

不動産鑑定に当たっては価格形成要因の分析が必要です。その第1番目に来るのが一般的要因の分析です。

講義内容は、全体で一つの体系をなすように構成していますが、各回は、不動産鑑定書の項目ごとに説明しますので一回ごとに完結するようにしています。ご関心のあるところだけ聴いていただいても大丈夫です。

「交渉や紛争の相手方から鑑定書を突きつけられた。不動産鑑定書の読み方が解らないから相談に乗って欲しい」と言って、切羽詰まってお見えになる方が昔からおられます。不動産鑑定の成果は全て鑑定評価書に記載されています。不動産鑑定書は奥が深く一見難解な様ですが、解ってくると、理論的かつ実証的でしかも評価者の人柄までにじみ出ていて、興味深い内容となっています。

この講義の目標は、みなさんに、このような不動産鑑定書の内容について、独力で、吟味できる様になって頂くこととともに、ひいては、私たちの経済活動や日常生活を支える基盤ともいえる不動産について、その真価にアプローチする考え方をお伝えすることです。

道のりは平坦ではないかもしれませんが、不動産鑑定歴30年「ピカイチ気さくな不動産鑑定士」のお墨付きを頂戴する私が伴走します。頑張りましょう！各項目に関係して、実務上の問題、業界の裏話等につきましても道すがらお伝えしていくつもりです。
不動産鑑定書の読み方を通して、鑑定実務(不動産価値)を楽しむ旅、気長に一緒に歩みましょう！

質問も随時コメント欄で受け付けています。講義の中でご紹介することも考えています。

土田のプロフィール
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