佐賀県で初めて? "かもめに乗って修学旅行へ"【佐賀県】 (22/10/17

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西九州新幹線の新駅が設置された嬉野市と武雄市の学校では、新幹線を利用する修学旅行が増えています。開業して6日後、武雄・嬉野エリアの中で最も早く嬉野市の小学校が西九州新幹線かもめに乗って修学旅行に行きました。

9月29日、嬉野温泉駅に集まったのは嬉野市の大野原小学校の5年生と6年生の8人です。

【男子児童】
「新幹線に乗って長崎に行く。1カ月前から楽しみだった」
「かもめはとても速そう」
【女子児童】
「長崎までの景色が楽しみ」
「最高の思い出と楽しい修学旅行にしたい」

この日大野原小学校の児童は、6日前に開業したばかりの西九州新幹線かもめに乗って長崎へ、1泊2日の修学旅行に向かいます。

【保護者】
「子供が開業するのをすごく楽しみにしていたので、親としてもすごくうれしく思う」

【大野原小学校 武藤敏校長】
「嬉野温泉駅が出来てから、もしかしたら皆さんが1番始めの修学旅行に行く子供たちになるかもしれない。たぶん、なっているんじゃないかな」

嬉野市と武雄市では開業後、大野原小学校より早く西九州新幹線かもめに乗って修学旅行に行った学校は他にはなく、県内の修学旅行では1番早かったかもしれません。
大野原小学校は児童数が少ないことから、2年に1度5、6年生が一緒に修学旅行に行っています。これまでの修学旅行は乗り合いタクシーや高速バスを利用していましたが今年は特別です。

【大野原小学校 栗山茂樹教頭】
「5月に5、6年生で試運転のお迎え式に行った。その時も"乗ってみたい"という子供たちが多かったので」

大野原小学校は、嬉野市の山あい長崎県との県境にあります。その立地から校区内にはバスも走っておらず、児童は公共交通機関を利用する機会がほとんどないといいます。そこで学校は児童が新幹線に乗ること自体を学びの場としても捉えていました。

【大野原小学校 栗山茂樹教頭】
「公共の乗り物の乗り方、マナーのこと、そういうこともひっくるめて長崎まで修学旅行をしたいと思う」

【女子児童】
「乗り心地が良くて快適」
【男子児童】
「車より速い」

時速260キロで走る新幹線、武雄温泉から長崎までの距離は約66キロです。このうち6割ほどがトンネルで、車窓の風景を楽しめる時間は長くはありません。

【女子児童】「写真を撮ろうと思ったらすぐトンネルになる。めっちゃ速い」

ゆったりくつろいだり、写真を撮ったり思い思いに過ごしながら、新幹線は30分足らずで長崎へ到着しました。

【女子児童】
「静かだった音が」
Q何分くらいで着いた?
「気持ち10分くらい?5分くらいじゃない?すぐ着いた」

長崎では路面電車を使って移動、平和や戦争の悲惨さについて学ぶためまずは平和公園へ。

【女子児童】
「平和祈念像が大きくてビックリした」
「平和の大切さや戦争のことなど知りたい」

児童はこの日のために"平和"の文字を表現した折り鶴も準備していました。
西九州新幹線を利用した初めての修学旅行、被爆者の体験を聞くなど平和の尊さを実感したほか長崎の歴史や文化にも触れ充実した時を過ごしました。

嬉野市と武雄市の教育委員会によりますと、嬉野市の小学校では大野原小学校を含む3校、武雄市の小学校では11校すべてが修学旅行で西九州新幹線かもめを利用もしくは今後利用する予定で、武雄市では2022年度に限り、修学旅行で利用する場合は片道で1人あたり1000円を助成するとしています。

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