古川琴音、緊張でインタビュー撮影ストップの表情がかわいい/映画『スクロール』インタビュー

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映画『スクロール』古川琴音インタビュー
個性が光る注目女優が語る今後の展望、海外への思い

〈私〉の強さは珍しいし、かっこいいなって思いました
YOASOBIのヒット曲「ハルジオン」の原作者として知られる橋爪駿輝のデビュー小説を映画化した『スクロール』。学生時代の友人だった〈僕〉とユウスケを中心に、彼らが出会う〈私〉と菜穂という女性2人。今を生きる20代の心模様を繊細に描く物語で、〈僕〉の言葉に共鳴して自ら道を切り拓いていく〈私〉を演じる古川琴音。
動画撮影をしながらのインタビューに、最初は緊張の面持ちだったが、無理に取り繕うことなく素直にありのままに、こちらと向き合う。その瞬間に思い感じたものを伝える力は格別だ。そんな彼女に〈私〉というキャラクターについて、演じることについて、語ってもらった。

──古川さんが演じられた〈私〉という役について、脚本を読んだ時に、どういうふうに思われましたか?
古川:すごくかっこいい人だなと思っていて。彼女以外の3人が葛藤している中で、〈私〉という役だけ、少し俯瞰しているというか、自分の人生を進めていっている印象があり、純粋に自分がどう生きていくかを分かっている人だなと思いました。
──共感しますか?
古川:共感するというよりは、理想に近いような感じです。私自身は自分がまだ、どう生きていくか、何をこの先大切にしていくかということに対して、決めるまでに至っていないので。〈私〉が自分の中で大切なものを分かっているのは、私の中での理想だなと思いました。
──作品の人物紹介を見ると、〈私〉というキャラクターに関して「特別な自分になりたい」ということがキーワードに掲げられていますが、〈私〉を見ていると、それは「特別な存在」になりたい、という意味ではないようですね。
古川:特別というよりも、自分自身が自分でいる意味を考えているんだろうなと思います。
──今回はいわゆる名前がないキャラクターですが、例えば彼女の名前や背景などを考えてみたりは?
古川:演じている時は今までどおり、生身の人間として、今感じているものを大切に演じたんですけれど、役名がない役は初めてでした。先ほどもお話ししたように、自分の中で何が大切かを分かっている人ですが、自分は何が好きか嫌か、そういうものを感じている存在は誰の中にでもきっといるなと思っていて。そういった意味で、みんなの中にいる〈私〉という存在を象徴しているんじゃないかなと、勝手に考えていました。
──撮影について、かなり短い期間だったようですね。ほとんどのシーンがワンカットで撮られたと聞きましたが、いかがでしたか?
古川:私はそれがすごくやりやすくて。新鮮なうちに集中して撮れたので、リハーサルなしのワンカットというのは、すごいありがたかったです。
──リハーサルもなかったのですね。
古川:ある時もあるんですけど、基本はリハーサルはありませんでした。
──かなり緊張感が強いられそうですね。
古川:結果としてワンカットで1回が多かったですが、撮る時に「じゃあ1回で撮ります」と決めているわけではないので、必要ならば監督が「もう1回」と言うだろうし、そこまで気負ってやってはいませんでした。リハーサルをすると、私の場合はどんどん新鮮味が薄れていってしまって、感じるよりも頭で考えるようになっていって、モニターで見た時、「もうちょっとここの表情見えたほうが良かったな」とか「この感情を伝えたいから、もうちょっと大きな表情をしてみようか」と考えてしまうんです。時と場合によりますけど、それは余計な時があって。特にこの映画では、感じたものが一番大事だなと思ったので、リハーサルなしで、自分が新鮮でいられるうちに撮ってもらえたのは、すごく良かったなと思います。
──「僕」役の北村さんとは以前にも『十二人の死にたい子どもたち』でも共演されていますが、ご一緒して演じやすさみたいな感覚はありますか。
古川:そうですね。匠海君もたぶん、その現場で感じながらお芝居をする方だと思うので、お互いに今こうして受け答えしているのと変わらないようにコミュニケーションができました。また、そういうお芝居をされる方だというのが分かっていたので、変に「この時、こうだから」とか打ち合わせや話し合いもせずに、その環境になじみながら、2人でシーンを作っていけたかなと思います。
──〈私〉がフリーのイラストレーターになって、カフェの壁画を描く場面があります。実際に作業されていましたが、古川さんも絵を描くのは好きですか?
古川:いえ、ほとんど描きません。(劇中で)〈私〉の絵は、きれいに描くというよりも、自分の中にあるものを表現するので、特に技術の練習はしませんでした。絵の具を広げて、送風機を使って飛ばしていくような作業だったので、絵を描いているというより、遊んでるような感じです。
──〈私〉について、自由で怖がらない人だと感じました。松岡茉優さんが演じる菜穂との会話でも、彼女の芯の強さを感じます。
古川:迷いがない強さはありますね。社会に出ると、いろんな基準があって、それまでは勉強とかスポーツとか、それぞれ「これが軸だよ」みたいに用意されてたのが、大人になるとそれがなくなって、どう生きていくかを自分で選ばなきゃいけないという時に、〈私〉は社会に影響されることなく、自分の物差し、自分の感覚が働くかどうか、その物差しで選択できる人だと思います。それをただ自分の中に秘めているだけじゃなくて、対、人となった時に意思表示できる、その強さは珍しいし、私はかっこいいなって思いました。
──そういう部分は古川さんにもあるのでは、と想像します。
古川:あったとしても、「私」が菜穂に言ったように、誰かに言うことはできないかなと思います。
──私もです。それだけに、彼女の潔さがすごく印象的で素敵だと思いました。ご自身で印象に残ってるシーンとかありますか。
古川:印象に残っているのは、会社に勤めていた時に「コダマ、まじ死んでほしい」と上司に言うところです。〈僕〉が会社に来ていない時に言うのが彼女の強い部分だなと思っていて。〈僕〉の文章に影響されて、〈僕〉に何かしらアピールしたいなら、〈僕〉がいる場所で言えばいい。それを〈僕〉がいない時に言うということは、自分と向き合ってるというか、自分の生き方に対する決意表明みたいなものを感じました。自分から上司に向かってその言葉を言うことで、〈私〉の中の何かが一歩踏み切った、何か扉が開いたような感じがあって、そのシーンはすごく印象に残ってます。
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