【C62 3号機】シロクニ、動きます【JR北海道苗穂工場一般公開2024】

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2024(令和6)年9月7日 JR北海道苗穂工場にて。

※動画内のテロップで、客車の形式が「オハフ32」となっていますが、正しくは「オハフ33」です。お詫びして訂正いたします。
※説明欄を一部修正しました。

JR北海道苗穂工場の一般公開が行われたこの日、同工場内に静態保存されているC62 3号機の牽引運転が行われました。

普段、構内の入換作業を行っている移動機械(コメントされた方のご指摘により、DE10-1520と判明しました)に、旧型客車 オハフ33 2555とC62 3号機を連結し、構内の入換線を往復しました。

また、旧型客車の体験乗車も行われており、たくさんの乗客が乗っていました。

C62 3号機のボイラーに火は入っていませんでしたが、動く度に「シュッ…シュッ…」というブラスト音も聴こえ、自力で動いているように感じました。

往年のように、ボイラーに火が入り、客車を力強く牽引する姿を見たいと願ってやみません。

《車両解説》(出典:Wikipedia)
C62 3号機は、D52 458号機の改造車という名目で、1948(昭和23)年に製造されました。
糸崎機関区(広島県)に新製配置され、50(同25)年に梅小路機関区(京都府)に転属し、東海道・山陽本線を中心に活躍しました。

転機となったのは56(同31)年、東海道線の名古屋・米原電化に伴い、車両繰りに余裕ができたため、北海道に転用されることになりました。
東海道・山陽本線に比べて線路規格が低く、酷寒地の北海道 函館本線での運用に対応するため、軽軸重化と耐寒耐雪の改造を受け、小樽築港機関区に転属しました。

当時、北海道の鉄道輸送は、青函連絡船(青森~函館間、88(同63)年廃止)が発着する函館を起点に、「山線」と呼ばれる函館本線 長万部~小樽間を経由して札幌に至るルートが中心で、61(同36)年に北海道初の特急「おおぞら」(千歳線・室蘭本線経由)が設定されるまで、一番上位の種別であった急行も、このルートを中心に設定されていました。

北海道に転属後、他のC62と共に重連(2両以上の機関車をつなげて牽引または推進すること)を組み、急行「まりも」「ていね」「大雪」などの優等列車を中心に活躍しました。

それまでになかった大型の機関車の運用は試行錯誤の連続で、機関車の度重なる故障や保線作業の増大等に悩まされながらも、不具合箇所の改造や運用の改善などで、少しずつ問題を解消していきました。

特に、僚機であるC62 2号機(お召し列車牽引機、通称「スワローエンゼル」)との重連は「ゴールデンコンビ」として親しまれました。
72(昭和47)年に2号機が梅小路機関区への転属が決まると、ファンサービスのため、急行だけでなく、普通列車の運用にも起用されました。

しかし、当時の国鉄が進めていた無煙化に伴い、73(同48)年に休車となり、76(同51)年に車籍抹消され、77(同52)年に北海道鉄道記念館(→小樽交通記念館→現 小樽市総合博物館)に静態保存されることになりました。

国鉄民営化直前の86(同61)年、翌87(同62)年3月31日~4月1日に行われる国鉄分割民営化イベントのために同機が抜てきされ、最低限の改修を受け、仮復旧の状態でイベントに参加しました。

JR北海道発足後、本線復活を目指して本格的な改修が行われ、88(同63)年3月3日付で車籍復活し、4月29日に臨時快速「C62ニセコ号」として本線復活を遂げました。
当初は小樽~倶知安間で運行していましたが、90(平成2)年にニセコまで区間が延長され、好評を博しました。

しかし、95(同7)年に運行や全般検査の費用を負担していた団体が資金難に陥り、11月3日をもって運行が打ち切られました。

2024(令和6)年9月現在、JR北海道苗穂工場内にある北海道鉄道技術館の前に保存されていますが、1996(平成8)年に検査期限が切れ、本線運行ができなくなった他、99(同11)年のC11 171号機(SL「冬の湿原号」(釧路~標茶・川湯温泉間)で運行中)や2000(同12)年の207号機(後に東武鉄道へ譲渡)の復活もあり、いまだ復活には至っていません。

2010(同22)年10月に準鉄道記念物に指定され、苗穂工場一般公開や鉄道の日イベント等で、無火状態ではありますが、動く姿を見せており、東海道・山陽本線や山線を駆け抜けた勇姿を後世に伝えています。

※2024年9月12日追記 再生回数が1000回を超えました。
ご覧いただいた皆様、ありがとうございます。

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