【ドラフト2013】日本ハム3位 岡大海選手(倉敷商高卒) 特集「二刀流として注目されたが、野手として専念してきたい」

RSK山陽放送では2022ドラフト会議を前に、過去の岡山・香川ゆかりのドラフト指名選手の「その時」をシリーズで紹介していきます。原稿は当時のまま掲載します。

【2013年9月放送】

特集は、来月開かれるプロ野球のドラフト会議で上位指名が予想される、倉敷市出身で明治大学の岡大海選手です。

大学に入学した時から投手、野手の二刀流で注目されてきました。ドラフト会議を前に最後のリーグ戦に挑んでいます。

投げては、最高152キロのストレート。打っては、大学トップレベルの打球スピード。ドラフト会議で上位指名が予想される、倉敷市出身の岡大海選手です。

岡　大海選手
「野球始めた頃からプロ野球に憧れて野球始めてきたので、やっぱり上で、プロの世界でやっていきたいという気持ちはすごくあります」

明治大学野球部。これまでに何人ものプロ野球選手を生み出してきた、東京６大学野球の名門です。岡選手は、プロ野球で二刀流として注目されている大谷選手よりも３年も前から二刀流に挑戦してきました。

身長185センチ、体重83キロという恵まれた体格に、投手として最高152キロを投げる肩の力と、50メートル５秒６を記録する脚力。身体能力では、プロにもひけをとらないと評価されています。

倉敷商業時代は、エースで４番だった岡選手です。３年の夏には、投手として防御率0.93、打者としても打率556と、投打ともに圧倒的な成績でチームを甲子園に導きました。

プロの球団から野手として高い評価を受けましたが、あくまでも投手でいたいと大学進学を決めました。倉敷商業から明治大学は、楽天イーグルスの星野監督と同じ経歴です。投手の夢は捨てていませんが、最後のリーグ戦は、チームの勝利のために野手に集中することに決めました。

「二刀流としてすごく注目されることが多かったんですけど、注目されるほどの活躍ができなかったので。今はそういう気持ちを抑えてチームのために何ができるかと考えると、野手として専念していきたいというのがあるので」

二刀流を貫いてきた岡選手を、プロの球団はどちらで指名するのか。評価を左右する最後のリーグ戦です。

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先月のプロ野球ドラフト会議で、日本ハムが明治大学の岡選手を中日が香川オリーブガイナーズの又吉選手を指名しました。きょう、それぞれの球団が指名のあいさつを行いました。

明治大学の野球部合宿所を訪れたのは、日本ハムファイターズの大渕スカウトです。

岡山県倉敷市出身の岡大海選手は、投げては最速152キロのストレート、打っては大学トップクラスの長打力と走力をもつ大型野手です。

倉敷商業から明治大学という楽天・星野監督と同じ経歴でも注目されています。

岡選手は、日本代表・侍ジャパンにも内野手で選ばれていて、今月8日からの台湾戦での活躍が期待されます。