台風の“タマゴ”が3つも…都心ヒンヤリ 長袖姿の一方で関東各地では道路冠水の大雨も

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台風10号が去ったばかりの日本列島。
3日未明から朝にかけ、関東や静岡では大雨に見舞われました。

特に激しい雨の様子が撮影されたのは千葉県の市原市内です。

片側2車線の車道だけでなく、歩道も冠水。
前方では、前に進めなくなったのか、車がハザードランプをつけ止まっていました。

市原市内の別の場所では、雷鳴がとどろく中、車が大きな水しぶきを上げながら走る様子が見られました。

一方で、市内の観測地点での24時間降水量は16mm程度にとどまっていて、ゲリラ雷雨がいかに局地的に降ったかが分かります。

ゲリラ雷雨は同じ千葉県の四街道市、そして神奈川・横浜市など関東地方の各地で降りました。

この雨により土砂災害も起きています。

千葉市緑区の住宅街では、朝方の大雨の影響により土砂崩れが起こりました。

すぐそばにマンションなども立ち並ぶ、住宅街の道路。
その脇の斜面が崩れ、ガードレールが一部宙に浮き、通学路の標識がなぎ倒されているのが分かります。

この土砂崩れによるけが人はいなかったということです。

一方、東京都内では、雨が降り始めただけではなく、これまで続いてきた猛暑の光景とは異なる装いが見られました。

午後2時半の東京・江東区の砂町銀座。
3日は半袖の人よりも長袖の人の方が多くみられ、お店も秋物にシフトしているのか、長袖の商品が多くなってきていました。

3日の東京都心の最低気温は23.7度。
これを記録したのは正午過ぎと午後2時過ぎで、日中の時間帯が最も涼しかったことになります。

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