北海道内唯一の回転レストラン閉館まであと１００日　カウントダウンはじまる

北海道内唯一の回転レストランで有名な札幌のセンチュリーロイヤルホテルが２０２４年５月末で閉館します。２月２１日、入口に閉館までのカウントダウンボードが設置されました。


ＪＲ札幌駅の西側で半世紀に渡って愛され続けてきたセンチュリーロイヤルホテル。

閉館まであと１００日。ホテルは入居するビルの賃貸借契約の終了に伴い、２０２４年５月末で５１年の歴史に幕をおろします。

■センチュリーロイヤルホテル営業企画室・蛯名訓支配人
「非常に寂しい気持ちではいますが、お客様からの励ましのお言葉を胸にしっかり笑顔でがんばっていこうといま取り進めているところでございます」

ホテルが開業したのは１９７３年５月。当時は「センチュリーローヤルホテル」という名前でしたが、１９９０年に現在の名前となりました。開業当時から親しまれてきたのが最上階の２３階にある道内唯一の回転レストラン。３時間かけてフロアが１周まわり、食事をしながら札幌の景色を３６０度楽しむことができます。

■近江谷真由記者
「カウントダウンボードには閉館までの日数と共にホテルの利用者から寄せられた思い出もたくさん書かれています」

「こちらでプロポーズしました」

「とても良いホテルでした」
「長い間お疲れ様でした」
「これからも私たち家族の良い思い出として残り続けます」

閉館に向けて３月からはロビーで昔のパンフレットや広告物が展示される他、５月にはレストランで特別メニューが提供されるということです。

■センチュリーロイヤルホテル営業企画室・蛯名訓支配人
「閉館の最後までみなさまをしっかり、感謝の気持ちを込めて、お迎えしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします」

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