[旅気分]海界の村を歩く 日本海 相島(福岡県)

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新宮町の北西約7.5kmの玄界灘に浮かぶ島。大半が限界国定公園に指定されている。古来海上交通の要所であったことから、『日本書紀』に記され『万葉集』にも歌われている。海人族の墓とみられる5~7世紀にかけて造られた積石塚群の存在が確認されている。13世紀後半には元寇(文永の役・弘安の役)の戦場となった歴史もあり、元軍の碇石が残っている。豊臣秀吉の朝鮮出兵にあって、武士たちが勝利と航海の安全を祈願し積み上げた石山もある。江戸時代には、外国船を監視する遠見番所が置かれ、また、朝鮮通信使の一行を接待する黒田藩の迎賓館も設けられていた。玄界灘という好漁場をひかえていることから一本釣り漁業、籠漁業、磯建網漁業、キス吾智網などの水産業が盛んで、島の就業者の約45%が漁業に従事している。大手真珠養殖事業者による真珠母貝養殖、真珠養殖も展開されている。近年は「猫の島」として脚光を浴びており、国内外からの観光客が急増している。(「シマダス」参照)

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DataBase 相ノ島(福岡県)
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