【石見神楽　頼政】倭川戸神楽社中

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宇治の平等院に行ったとき偶然にも「源三位頼政墓所」と書かれた看板に遭遇しました。あの神楽の演目にある頼政？と思いながら入っていくと、正にその頼政の墓所でした。
　調べてみると、この源頼政という人物、源氏でありながら平清盛に採り入れられ出世するのですが、源氏という血からか、ついに平氏討伐の挙兵をし、平等院の境内で最期を迎えた人物でした。
【演目説明】
平安時代末期、 毎夜丑（うし）の刻に黒雲がわき出て、 御所・清涼殿の上を覆い尽くすと、 帝はひどくうなされました。 何者ともつかぬ相手の退治を命じられた弓の名手・源頼政が“南無八幡大菩薩”と念じ、 矢を放つと奇怪な獣・鵺（ぬえ）が姿を現します。鵺の逃げ込んだ東三条の森へと、頼政と猪早太は攻め込み激闘の末退治します。源頼政の鵺退治を描いた神楽ですが途中に猿が現れ観客を楽しませるユーモラスな一面もある演目です。

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