国民・玉木代表が「103万円の壁」巡り記者とバトル…立憲・野田代表とのトップ会談冒頭撮影は無言も政治とカネ問題の決着へ連携

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一躍“時の人”となっている国民民主党の玉木代表。

5日の始まりは定例会見から。
玉木代表が「おはようございます。まだ早いね…」とはやる気持ちの理由は、午後に注目のトップ会談を控えているため。

5日朝の会見では、103万円の壁の見直しをめぐり、激しいやり取りが交わされました。

記者:
「103万円を超えると働き損は誤解」という記事が11月3日に出ている。誤解をもとに党勢拡大した疑いがある。この記事の反応を聞きたい。

すると記者に逆質問。

国民民主党・玉木代表:
どう思います?あなたの意見を聞きたいんです。

さらに、11日に国会で行われる首相の指名総選挙で、野党第1党の立憲の野田代表に投票するのか問われると…。

国民民主党・玉木代表:
我々が入れたら野田さんが通る状況がある前提で話しされているが、そもそも入れても入れなくても結果は変わらない。

記者:
だからといって、無意味な投票行動をしていいのか?違うのではないか?

国民民主党・玉木代表:
それはあなたの感想ですよね。結果に対して変化を及ぼせないことも無意味になってしまう。

玉木代表は改めて、首相指名選挙では“玉木雄一郎と書く”と話しました。

発言の一つ一つに注目が集まる玉木代表。
会見後には、記者と相次ぎ名刺交換をする様子も。

そして午後2時、注目のトップ会談。
国民民主党の玉木代表と立憲民主党の野田代表が会談を行いました。

険しい表情の2人。
緊張感が伝わってきます。

報道陣の前ではひと言も交わすことなく、カメラが退出する直前、玉木代表は小さく息をつく様子も。

注目の会談は約30分。
何が話し合われたのか。

会談後、取材に応じた玉木代表は「3点、認識の一致をみました」と述べました。

“政治とカネ”をめぐる問題に決着をつけることなどで、両党の認識を一致させたと強調。

さらに、103万円の壁の見直しについても、立憲が協力する考えを伝えました。

意気揚々と話す中、答えを濁す場面も。

国民民主党・玉木代表:
(首相指名の対応については?)具体的な話はありませんでした。(各党どう呼びかけているかの話も?)具体的な話は今日はありませんでした。

一方、立憲の野田代表は「首相指名について国民民主の立場はよく理解しているつもりであるが、引き続きご検討お願いしますと。(検討をお願いしたのは今回が初めて?)『ご検討を』と最後に申し添えた。(反応は?)『はぁ』という感じだと思います」と述べました。

一方の自民党も5日、石破首相と玉木代表が11日に党首会談を行うと発表。

首相指名選挙でサプライズはあるのでしょうか。


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