【朗読】山本周五郎「狐」～オーディオブック～　朗読：京谷由香里

夜な夜な天守閣に妖異が現われるという。茫漠として一向につかみ所の無いと思われた乙次郎がその正体を突き止める。その姿とはいかに？
昭和17年「産報」四月号に掲載。青空文庫未収録。
今は新潮文庫『松風の門』などで読むことが出来ます。

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◎主な登場人物
　拝郷乙次郎（書院番頭、老職　栂野騎兵衛の二男で拝郷へ婿入り）
　　　美弥　（乙次郎の嫁）
拝郷弥左衛門（国老次席で美弥の実父）
　斧塚新五郎（寛永武士を気取る平の櫓番）

※（文中の表記、読み換え、意味などについて）
武ばった　→　　　固苦しくいかめしい様子
圭角（けいかく）　→　性格や言動がとがって、円満でないこと
お天守に妖異（ようい）　→妖しい出来事や妖怪
深更（しんこう）　→　夜更けに読み替えています

♫ お好きな場面からお聴きいただけるように ♫
（青字の数字をクリックしていただくと、そこから始まります）
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