農学博士 木嶋利男「野菜に最適な土づくりを伝授」オーガニックプロデューサーセミナー

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木嶋利男 1948年 栃木県生まれ 1987年 農学博士(東京大学)
栃木県農業試験場生物工学部長、自然農法大学校長、世界永続協会日本本部・専務理事、(財)環境科学総合研究所・所長、(公財)農業・環境・健康研究所・代表理事などを歴任。プロに教わる家庭菜園の裏ワザ(家の光)、コンテナでつくる家庭菜園(マイコミ)、伝承農法を活かす家庭菜園の科学(講談社)、コンパニオンプランツで野菜づくり(主婦と生活社)、有機・無農薬のおいしい野菜づくり(学研)など多数。

※この動画は、令和3年度 農林水産省 有機農産物 安定供給体制 構築事業のうち「オーガニックビジネス拡大支援事業」の一部として、一般社団法人 次代の農と食をつくる会が作成しました。
 

【動画制作の背景】

有機農業や有機農産物の認知度は、社会のなかで年々高まっています。しかし農林水産省の統計によると、日本国内の有機農業の比率は、今なお農地面積全体の0.5%程度とされています。

これには様々な要因が考えられますが、ひとつは、大手スーパーなどからの大口需要に対して、まとまった量と種類の有機農産物を、安定的に出荷できる産地が少ないという点があると言われています。

それに対して、地域によっては独自の生産出荷組合をつくるなどして幅広い需要に対応してきましたが、全国的に見ればまだまだ供給が追いついていない状況といえます。

現在、有機農業を推進するための様々な施策がおこなわれており、そのひとつが農林水産省による「有機農産物 安定供給体制 構築事業」です。

私たち「次代の農と食をつくる会」ではこの事業を通じて、全国各地の有機生産者が抱える販売課題を支援する「オーガニックプロデューサー」の派遣をおこなっています。

事業に取り組むなかで、多くの産地が抱える幾つかの共通の課題が見えてきました。

そこで、今回「オーガニックプロデューサー」の皆さんと一緒に、こうした共通課題に対する解説や、先行事例の紹介、また解決策の提案につながるような幾つかの動画を制作することにしました。

これらの動画を産地の皆さんで視聴していただくことを通じて、課題の解決や整理などに役立てていただければと思います。

一般社団法人 次代の農と食をつくる会
https://www.jidainokai.com/

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