23歳で逝く…高知出身の画家《大崎真理子の足跡》遺作『あの日のユンボ』等 京都で作品展 (24/03/25

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京都市中京区にある映画館『アップリンク京都』に併設されているギャラリーで今、ある作品展が開かれています。

京都在住・越知町出身
「高知学芸高校の同窓会のホームページで作品展の開催を知って見に来ました」

縦130センチ、横160センチという大きな絵。淡いタッチで描かれているのは京都・鴨川のほとり、菜の花畑と1台の“ユンボ”です。作品のタイトルは『あの日のユンボ』と名付けられています。

作者は高知県出身の画家・大崎真理子さん。今から6年前この絵を描き上げた翌日不慮の事故でこの世を去りました。23歳という若さでした。

土佐市生まれの真理子さん。高岡中学校から高知学芸高校に進学、京都市立芸術大学を首席で卒業しました。

京都銀行の研修施設の大ホールの入り口近くに真理子さんの絵『あの日のユンボ』が展示されています。この作品が銀行のコレクションに選ばれ、大学卒業前には別の作品が京都市長賞を受賞するなど画家としていよいよこれからというときでした。

真理子さんの母・文子さん
「警察から こうこうで…という話(電話)があって、私たち夫婦も何が何だかわからないままとにかくすぐ駆けつけますからと」

真理子さんは自宅の風呂場で亡くなっていました。死因は不明です。亡くなる1年前真理子さんは突然絵が描けなくなったといいます。

真理子さんの恩師・京都市立芸術大学 法貴信也 教授
「本人が思ってる以上に作品が評価されて、どうしていいのかわからないという時期が大学院に入ってから3カ月ぐらい続きまして、ある時に『先生、これやったら私描ける気がする』ということで小さい水彩画を持ってきたんです。それが、この菜の花とユンボの絵だった。この手の作品とスケッチ入れたら、200点ぐらいはあると思います。絶筆の100号でも、あと2枚試作をしています。(真理子さん)らしさだと思います」

大胆な色使いの大型の絵も得意とした真理子さん。通い慣れた高知学芸高校への通学路を描いた作品は、よく見ると国道が宙に浮きうねっています。

真理子さんが活躍した京都で初めて開かれた作品展。3月22日金曜日からは同じ会場で真理子さんを描いたドキュメンタリー映画の上映も始まりました。

映画監督 筒井勝彦さん
「高知には才能豊かな大崎真理子さんという画家がいました。残念なことに今から6年前、23歳の若さで亡くなられた。これをぜひ多くの人に見ていただいて、知っていただきたい」

23歳という若さで急逝した高知出身の画家・大崎真理子さん。遺作『あの日のユンボ』を中心にした作品展と映画の上映会は4月4日まで京都市のアップリンク京都で開かれています。

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