【ソムリエ試験対策】ピエモンテ州 イタリアワイン

Описание к видео 【ソムリエ試験対策】ピエモンテ州 イタリアワイン

イタリア
ピエモンテ州の解説動画です

・プロフィール
・主要なブドウ品種
・イタリアワイン法
・州のDOCG

ソムリエ試験に出題される内容を、端的にテンポ良く解説していきます

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

イタリア最北部の山岳地帯に位置しており、北はスイス、西はフランスの国境に接しています
ピエモンテは「山の麓」という意味で、その名の示す通り アルプスの険しい山々の麓に地域は広がり、ワインに加え、乳製品やヘーゼルナッツ、ジビエ、白トリュフが特産という食材の宝庫です

トスカーナ州と並ぶ高級ワインの産地で、特にネッビオーロから長期熟成能力の高いワインが生み出されます
イタリアでは珍しく単一畑文化が根付いています
生産量の90%がDOPワインという高品質ワインの産地です

イタリアのワイン法は、DOP(保護原産地呼称ワイン)、IGP(保護地理表示ワイン)と地理的表示のないVinoの3段カテゴリーになっています

もともと1963年に「DOC法(原産地呼称管理法)」といわれるワイン法がつくられ
トップカテゴリにはDOCG、DOCがあり、IGTそして、最も下に位置するのがVdTの4段カテゴリーでした
2008年に改正されたEUワイン法に合わせてイタリアワイン法も改正され
2010年5月から新しいワイン法によって、現在のDOPを頂点とする3段カテゴリーに変更されました
DOPはEUレベルでのカテゴリーで、従来通り、DOCG、DOC、IGT等の表示も認められています

主要ブドウ品種は
白ブドウはコルテーゼ、アルネイス、モスカート・ビアンコ
黒ブドウはネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェット、ブラケット

ネッビオーロは北ピエモンテではスパンナ、ヴァルテッリーナではキアヴェンナスカ
州や地方ごとで別名があります

ピエモンテ州の中には8つの県があります
① ヴェルバーノ・クシオ・オッソーラ県
② ビエッラ県
③ ノヴァーラ県
④ ヴェルチェッリ県
⑤ トリノ県
⑥ アスティ県
⑦ アレッサンドリア県
⑧ クーネオ県
です
地図上で各県の位置が指せるように覚えましょう

世界で有名な甘口スパークリングワインのアスティはアスティ県、アレッサンドリア県
クーネオ県の3県で生産されます
クーネオ県は、パワフルな赤ワインで有名なバローロやバルバレスコの産地でもあります

ピエモンテ州の主なDOP(DOCG)についてみていきます


アルタ・ランガ
ロゼの発泡と白の発泡が認められています
主要品種は、ピノ・ネーロ、シャルドネ主体で、瓶内二次発酵で造られます

アスティ
白の甘口発泡が認められています
主要品種はモスカート・ビアンコで遅摘みのタイプもあります

バローロ
赤ワインが認められていて、主要品種はネッビオーロです
クーネオ県のバローロなど11のコムーネで造られる、イタリアを代表するワインで、
「王のワイン」と讃えられてきました
コムーネとは日本でいう市区町村のイメージです

バルベーラ・ダスティ
赤ワインが認められて、主要品種はバルベーラ主体です

バルベーラ・デル・モンフェラート・スペリオーレ
赤ワインが認められて、主要品種はバルベーラ主体です
スペリオーレはイタリアワインにおいて、生産規定で定められた通常のアルコール度数より、1%以上高い場合に使用できる表記です
バルバレスコ
赤ワインが認められていて、主要品種はネッビオーロです
バローロに比べてエレガントでビロードのような滑らかさから、「イタリアワインの女王」と呼ばれており、繊細さ、優美さが特徴です

ブラケット・ダックイ
赤の甘口発泡が認められていて、主要品種はブラケットです
パッシートもあります
パッシートは、ブドウを陰干しして糖度を高め造る甘口ワインの製造方法です

ドルチェット・ディ・ディアーノ・ダルバ
赤ワインが認められていて、主要品種はドルチェットです

ドリアーニ
赤ワインが認められていて、主要品種はドルチェットです

ドルチェット・ディ・オヴァーダ・スペリオーレ
赤ワインが認められていて、主要品種はドルチェットです

エルバルーチェ・ディ・カルーソ
白ワインが認められていて主要品種はエルバルーチェです
発泡とパッシートもあります

ガッティナーラ
赤ワインが認められていて、主要品種はスパンナ90%以上です
スパンナ(=ネッビオーロ)90%以上です

ガヴィ
白ワインが認められていて、主要品種はコルテーゼです
赤ワインが有名なピエモンテで知名度の高い白ワインです

ゲンメ
赤ワインが認められていて、主要品種はスパンナ(=ネッビオーロ)85%以上です

ニッツァ
赤ワインが認められていて、主要品種はバルベーラ100%です

ロエーロ
赤と白が認められていて、赤の主要品種はネッビオーロ95%以上で、白の使用品種はアルネイス95%以上です
ピエモンテ州のDOPで唯一赤と白の両方が認められています

ルケ・ディカスタニョーレ・モンフェラート
赤ワインが認められていて、主要品種はルケです

ピエモンテ州のワインといえば、バローロやバルバレスコがとくに有名ですが
アルネイス種から造られるロエーロやコルテーゼ種から造られるガヴィなどの白ワイン
甘口のスパークリングワイン、アスティ・スプマンテなど、さまざまなタイプのワインが造られています

バーニャカウダー、白トリュフ、ゴルゴンゾーラチーズなど
日本でも馴染みのある料理や食材が多いことも特徴の一つですね
ピエモンテ州のワインと、同じ土地のものを合わせた食事は魅力的になりそうですね


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

ワインソムリエ試験に、合格することを目的として配信しているシリーズです

私自身、2013年にワインソムリエの資格を独学で取得しました

資格取得の為にあてた期間は約4ヶ月間ほどで、比較的効率よく取り組んできたと思っています

ソムリエ試験の範囲は広いですが、出題傾向や要点は限られています

1動画、1テーマで要点を絞り端的に(10分以内)解説をすすめていきますので、どうぞ宜しくお願い致します!

ソムリエ試験の勉強を通じて、「学ぶ事の楽しさ」を皆さまと共有していけるコンテンツとなれば、幸いです

最後まで読んで頂きありがとうございます!

Комментарии

Информация по комментариям в разработке