【字幕入り】「スタントマンは絶滅危惧種」石黒賢、池上季実子ら実力派が結集したアクション快作『狼 ラストスタントマン』予告編

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己の肉体、または乗り物を自在に操り、陸海空でアクションを魅せるスタントマン。常に生死を懸ける場に身を置きながら、自身が表に出ることは無い...。スタントの事故で父を亡くした星アキラと、その原因を作ったと懺悔の人生を歩む大久保豪。菊池寛の短編小説「恩讐の彼方に」を彷彿とさせる人間模様が交錯する本格アクション映画が誕生した。

主人公・星アキラを演じるのは、ドラマ「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」シリーズ(07)で主演を務めて以降、幅広い活躍を見せる南翔太。アキラの復讐相手・大久保豪に、タカハシレーシングでスタントマンとしてのキャリアをスタートさせ、数々のスタントシーンを演じた髙橋昌志が本作で俳優デビュー。また、石黒賢、池上季実子、石田卓也ら実力派俳優が圧倒的存在感を示し、D1ドリフトプロドライバーの粟野如月が本人役で出演することも話題となっている。

監督・脚本に『恋人はスナイパー』(04)、「クロステイル〜探偵教室〜」(22)の六車俊治。また、世界の映画祭では「ワールドフィルムカーニバル・シンガポール2022」批評家賞受賞、「スペインアクション国際映画祭2022」最優秀スタントマン賞受賞の栄誉に輝いている。

予告編は、本編86分、5,160秒を90秒に凝縮。元スタントマン・藤堂仁(石黒賢)の「今はアクションでも何でもCG全盛な時代だ。スタントマンは絶滅危惧種なのかもな」、夏目瞳(池上季実子)の「殺さないと約束するなら教えてあげる」と、不穏な言葉からスタートする。それは、父の事故死の原因となった大久保豪(髙橋昌志)への復讐の為、アメリカから帰国した星アキラ(南翔太)との会話だった。豪に啖呵を切り、スタントマンへの修業を始めるアキラ。その後、モトクロス、車のドリフト、ジェットスキー、バイクの転倒、階段落ち、火だるまと生身のアクションシーンが続き、物語は、父が事故死したスタント、ジャンピング・ロール・オーバー・シー・ダイブへと繋がっていく。スタントに関わった者たちの言葉とアクションが、観る者も熱くさせる仕上がりとなっている。

『狼ラストスタントマン』
12月23日(金)より、新宿武蔵野館にてロードショー
監督・脚本:六車俊治
出演:南翔太 髙橋昌志 石田卓也 池上季実子 粟野如月 藤澤志帆 丸りおな 倉田昭二 安田龍生 石黒賢
配給:武蔵野エンタテインメント株式会社

【ストーリー】 星アキラ(南翔太)は、早くに父を亡くして母親とアメリカへ渡ってモトクロスのプロレーサーになるが、母の死をきっかけに帰国する。その理由は、父の事故死の原因となった元スタントマン、大久保豪(髙橋昌志)への復讐の為。叔母の夏目瞳(池上季実子)から「殺さないと約束するなら」と居場所を聞き出し、「俺もスタントマンになってケリをつける」と啖呵を切るが、豪は何も語らず、日本を代表する存在だった頃の面影はなかった。アキラは元スタントマンの藤堂仁(石黒賢)の下でトレーニングを始めるが、得意だったバイクも上手く操れない。藤堂から「事故なく早く走るのがレースだが、カースタントは派手にクラッシュを起こす。生きるか死ぬか。スリルの芸術だ」と諭されて練習を重ねていく。ある日、車を回転させながら空中へと飛ばして海にダイブする仕事の依頼がアキラに舞い込む。それは、父が事故死したスタントだった...。さらに風雲急を告げる事態が巻き起こる。

©2022「狼ラストスタントマン」製作委員会
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